プロ野球巨人の監督などとして活躍した長嶋茂雄さん(享年89歳)の出身地の千葉県佐倉市で1日、「長嶋茂雄少年野球教室」が…

 プロ野球巨人の監督などとして活躍した長嶋茂雄さん(享年89歳)の出身地の千葉県佐倉市で1日、「長嶋茂雄少年野球教室」が開かれた。6月に亡くなってから初の開催。中畑清さんや銚子商業高校出身の篠塚和典さんら巨人の往年の名選手11人が、佐倉市内の長嶋茂雄記念岩名球場で市少年野球連盟に加入する17チームの小学4~6年生計約310人を指導した。

 市と市野球協会の主催。少年野球教室は2014年に始まり今年で9回目。

 中畑さんと篠塚さんのほか、河埜和正さん、角盈男さん、定岡正二さん、鹿取義隆さん、川口和久さん、槙原寛己さん、村田真一さん、緒方耕一さん、元木大介さんらが講師となり、全員が長嶋さんの栄光の背番号「3」を着けて指導した。

 開始前には全員で黙禱(もくとう)を捧げた。その後、講師らは投球や守備、打撃などを指導。選抜児童と講師陣の混合チームによるエキシビションマッチもあった。

 地元チーム「ジュニアコスモス」の深瀬紗希さん(12)は「槙原さんから『肩を上げて上から投げるといい』と言われた。意識して頑張りたい」。「王子台シーガルス」の坂巻瑛太さん(12)も「勉強と野球を両立したい。走り方を教わったので生かしていきたい」と笑顔で話した。

 中畑さんは報道陣に「(野球教室は)ちょうど来年が10回目。(長嶋さんに)天国から『あっぱれ』をもらっているような気がする。もっと盛大にできるように頑張りたい。永久に続けたい」。篠塚さんは「これからも長嶋さんの名前を背負いながら、子どもたちを手助けしたい」と話した。(中野渉)