石井氏は多くの球団で選手を育ててきた名伯楽で知られる(C)産経新聞社 桑田真澄氏が退任したばかりの巨人の2軍監督に、今季…

石井氏は多くの球団で選手を育ててきた名伯楽で知られる(C)産経新聞社

 桑田真澄氏が退任したばかりの巨人の2軍監督に、今季までDeNAの野手コーチを務めていた石井琢朗氏が就任すると11月4日、各スポーツ紙に一斉に報じられた。

【関連記事】「この球団で夢を追えないと思ったら、いられない」DeNA野手コーチ退団に球団OBの考察 「野球が好きだから、ほかの球団行っても教える技術もある」

 DeNAでは10月28日に同コーチが今季限りで退団の申し出があり受理したと発表したばかり。

 石井コーチは現役時代に名遊撃手として知られ、1998年の日本一に貢献。2000安打も達成し、その後、広島に移籍。12年に現役引退後は広島、ヤクルト、巨人、DeNAと4球団でコーチを歴任してきた。巨人においては20年から2シーズン、1軍野手総合コーチを務めた経験もあり、今回が5年ぶりの復帰となる。

 DeNAにおいては22年に1軍野手総合コーチとして現役時代を過ごした古巣に戻り、三浦大輔監督を支えてきた。

 昨年の下剋上Vにも同コーチの若手育成手腕がクローズアップされたシーンもあった。選手の目線に沿った丁寧な指導で知られ、各球団でコーチとして多くの選手を育ててきた名伯楽が巨人に加入となれば、大きな戦力となることは間違いない。

 巨人は今季リーグ連覇を目指しながら、リーグ3位で終了。岡本和真を筆頭に故障者も多く、オーダー編成に苦しんだ面もある中、なかなか若手が定着できない部分もあった。

 チームには浅野翔吾、萩尾匡也、佐々木俊輔、荒巻悠、石塚悠惺、浦田俊輔など伸びしろを感じさせるヤングジャイアンツも多く在籍しているとあって、同氏の加入でどんな化学反応が起きるかも注目される。

 一方、V奪回のために巻き返しを図る巨人がライバル球団からコーチを獲得した動きには、XなどSNS上でも反応。ファンの間から「まさに仁義なき戦い」「巨人2軍監督って、どうゆうこと?」「横浜の監督やってほしかった」「石井琢朗さんのコーチ辞任ダメージとロスがあまりにもデカ過ぎる」など、反響が続々と拡がっている。

 まもなく就任する石井2軍監督はチーム再建のために果たしてどんな人材を1軍に送り込んでいくのか。引き続き育成手腕も注目を集めていきそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【関連記事】DeNA野手コーチ電撃退団にX衝撃 日本一にも貢献の名伯楽「嘘であってほしい」「カープに戻ってきてくれないかな」

【関連記事】監督の“理想像”だった三浦大輔が背負い続けた「責任」 DeNA側近たちが証言する舞台裏の葛藤「どうしたら勝てる環境になるのか」【独占】

【関連記事】叡智を持つコーチ陣も驚いた“謎の球速アップ” 2度の指名漏れも経験したドラ1がCS進出の救世主となった理由【DeNA】