本記事ではnetkeibaオリジナルAIが推奨する本命候補3頭を特筆すべき過去の傾向とともにご紹介します。 今週の平…

 本記事ではnetkeibaオリジナルAIが推奨する本命候補3頭を特筆すべき過去の傾向とともにご紹介します。

 今週の平地重賞競走は土曜日に京王杯2歳S(GII)、日曜日にアルゼンチン共和国杯(GII)とみやこS(GIII)が行われます。その中から東京競馬場で行われるアルゼンチン共和国杯を取り上げます。まずは過去の傾向から。

 過去10年のアルゼンチン共和国杯で3着以内に入った31頭(23年に3着同着あり)の内、13頭が前走で東京に出走していた馬となっていました。過去10年のアルゼンチン共和国杯はすべて東京で開催されていますので、前走で同じ競馬場でのレースを経験していることがアドバンテージになっていると考えられます。

 前走が東京以外だった馬で注目すべきは前走のレース格です。過去10年のアルゼンチン共和国杯では前走が東京以外だった馬で馬券に絡んだのは18頭。このうちの12頭が前走で重賞に出走。特にGII以上だった馬が10頭となっています。

 過去10年のアルゼンチン共和国杯はすべてGIIに格付けされています。前走がアルゼンチン共和国杯と同格以上だった馬については、ハイレベルなレースの流れや雰囲気を経験しているため格負けすることなく力を出し切れているのではないでしょうか。

 今年のアルゼンチン共和国杯でも各馬の前走で出走した競馬場、レース格には注意を払いたいところです。それでは早速ですが、今週のアルゼンチン共和国杯でAIから導き出された月曜日時点での本命候補3頭をご紹介します。

◆人工知能は波乱を予期!?

ボーンディスウェイ

 東京では7戦して2勝3着2回とまずまずの成績を残している本馬。着外に敗れた3戦はどれも敗因が明確。22年の本栖湖特別(2勝クラス)での6着は、返し馬から馬の主張が激しかったようで、精神面が走れる方に向いていなかった可能性があります。23年むらさき賞(3勝クラス)は2番手追走も差し有利な展開に泣かされて8着。23年六社S(3勝クラス)での8着は道悪で力を出し切れなかったのでしょう。

 前走のオクトーバーS(L)は後方から脚を使って3着。これまでは先団から中団あたりの競馬が中心でしたが、前走はそれよりもさらに後ろからの競馬で好走。勝ち切ることはできませんでしたが、脚質に幅が出たことは収穫と言えそうです。また、前走で先着を許した2頭は本馬よりも斤量の軽かった馬だったことも考えれば、十分に力のあるところは示したと言えます。今回はGIIで相手は強くなりますが、距離延長で強さを見せるハーツクライ産駒ですし、実績のある東京ならばハンデ次第で上位に食い込んでも不思議はなさそうです。

ワイドエンペラー

 オープンに昇級した近3走は目立った結果を残せていませんが、3走前のメトロポリタンS(L)での10着、2走前のオールカマー(GII)の7着はどちらも休み明け。本馬は間隔が開きすぎるとパフォーマンスを落とす傾向にあるので、この2戦の結果は参考外と言えます。前走のオクトーバーSでの4着は2000mの距離が敗因のひとつとして考えられます。これまでに本馬が挙げた4勝のうち、3勝が2200m以上のレース。距離適性は2200m以上にありそうですし、前走は距離が短かったのでしょう。それでも4着と崩れていないのは評価できる点と言えます

 今回の2500mへの距離延長はプラス材料になりそうです。また、近走は上がり3位以内を何度もマークしていますので、前走に引き続き東京が舞台になるのも歓迎。ここはGIIメンバーが相手になりますが、ハンデ戦ならばチャンスはありそうです。本馬は重賞やオープンでは実績を残していませんので、軽い斤量での出走が見込めるのもプラスになります。差し脚が生きる展開になれば、強敵相手でも侮れない1頭になるのではないでしょうか。

プラダリア

 GIIで3勝を挙げている実力馬。24年の京都記念(GII)で優勝してからは良績を残せていませんが、GIメンバー相手や休み明けなどで参考外でしょう。前走の京都大賞典(GII)も戦前に陣営は調教の動きに物足りなさを感じていたようです。本馬は調教の動きとレースでの結果が直結するタイプのようですし、前走の15着は参考外と言えそうです。

 この中間は短期放牧などには出さずに在厩調整。陣営は1週前追い切りを終えた時点で好感触を掴んでいるようですし、涼しくなったことで確実に状態は上がっている様子。今回は久々の東京になりますが、22年の青葉賞(GII)を制していますし、コース適性に不安はありません。実績十分な1頭ですし、力を出し切れればガラリ一変があっても驚けません。