全国高校ラグビーの千葉県代表を決める県大会2地区の決勝が2日、柏の葉公園総合競技場(柏市)であった。第105回大会とな…
全国高校ラグビーの千葉県代表を決める県大会2地区の決勝が2日、柏の葉公園総合競技場(柏市)であった。第105回大会となる今季の県内出場枠は2校。流通経大柏が八千代松陰を113―7で下し、専大松戸が東海大浦安に19―17で勝って花園行きを決めた。
流通経大柏は前半4分、右中間へのトライで先制すると攻撃の主導権を握り、17トライと圧倒した。トライ後のゴールを14本決める正確さも光った。
相亮太監督は「バックスの展開力とサイズのあるフォワードを生かした戦い方ができた」と振り返り、花園では決勝に進みたいと抱負を述べた。
八千代松陰は後半23分、バックスが1トライを挙げて一矢報いた。
もう1校の代表の専大松戸は1トライで先制したが、相手に連続トライを決められて前半を5―12で折り返した。後半、いったん追いついたが再びリードを許す。終了間際、中央にトライを決めて同点とし、ゴールも成功して接戦を制した。
小阪正明監督は「粘り勝ちです。うれしい限りです」と話した。(青瀬健)