第105回全国高校ラグビー大会佐賀県大会の決勝が1日、佐賀市のSAGAスタジアムであり、佐賀工が61―7で早稲田佐賀に…
第105回全国高校ラグビー大会佐賀県大会の決勝が1日、佐賀市のSAGAスタジアムであり、佐賀工が61―7で早稲田佐賀に勝って44大会連続54回目の全国大会出場を決めた。
佐賀工は前半9分にモールを約30メートル押し、FW川島赳瑠選手(3年)が先制トライ。前半を26―0として折り返すと、攻撃の手を緩めず計9トライを重ね、早稲田佐賀の反撃を1トライに抑えて快勝した。
佐賀工は4月の7人制大会の県決勝で初めて早稲田佐賀に敗れた。創部5年目で進境著しい相手に接戦も予想されたが、枝吉巨樹監督は「これだけきっちり点数を取って勝てたのは、選手たちも自信になる」と手応えを話した。特にFWの力強さは全国でも屈指のレベルで、FW長谷川怜生主将(3年)は「日本一のタイトルをまだ花園では取れていないので、目指せるよう頑張りたい」と話した。
全国大会は12月27日から大阪府の東大阪市花園ラグビー場で開かれる。(森田博志)