岡山県高校駅伝競走大会(県高校体育連盟など主催)が2日、井原市の井原運動公園陸上競技場発着であり、男女ともに倉敷が優勝…

 岡山県高校駅伝競走大会(県高校体育連盟など主催)が2日、井原市の井原運動公園陸上競技場発着であり、男女ともに倉敷が優勝した。男子の優勝は48年連続48回目、女子は2年連続2回目。男女そろっての優勝は2年連続で、12月に京都市である全国大会に出場する。

 男子は7区間42・195キロに21チームが出場。倉敷は1区(10キロ)の首藤海翔主将(3年)をはじめ6人が区間賞を獲得、首位でたすきをつなぎきった。首藤主将は「48連覇できて一安心した。全国では強豪にくらいつきたい」と話した。

 女子は13チームが5区間21・0975キロで争った。1区(6キロ)は津山のドルーリー朱瑛里選手(3年)が区間賞を獲得したが、倉敷は2区(4.0975キロ)の友宗沙彩選手(3年)が28秒差を覆して先頭に立ち、大差で連覇を決めた。アンカーの南條愛歩主将(3年)は「最後は向かい風と上り坂で超きつかったけど、都大路の1区と思って頑張りました」。全国大会では1区を希望している。

 上位6チームに15日から広島県で開かれる中国大会出場権が与えられた。上位は以下の通り。(大野宏)

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 【男子】(1)倉敷2時間4分55秒(2)玉野光南(3)岡山商大付(4)倉敷南(5)玉島商(6)就実

 【女子】(1)倉敷1時間9分12秒(2)興譲館(3)岡山操山(4)岡山朝日(5)就実(6)玉野光南(大野宏)