◇国内男子◇フォーティネット プレーヤーズカップ 最終日(2日)◇成田ヒルズCC(千葉)◇7137yd(パー71)◇曇…
◇国内男子◇フォーティネット プレーヤーズカップ 最終日(2日)◇成田ヒルズCC(千葉)◇7137yd(パー71)◇曇り(観衆1747人)
初優勝へ2打届かず2位となった吉田泰基は晴れやかだった。「間違いなく、これまでで一番平常心で、ボギーが出ても怒らずできた」。自らが優勝スコアと予想していた通算18アンダーでのフィニッシュでもあった。トータル20アンダーに乗せた佐藤大平を潔くたたえ、祝福の儀式に迷わず加わって先輩プロに水をかけた。
3打差を追った戦いは1番でボギーが先行した。結果的にスコアを落とした唯一のホールだったが、怒らない。ミスが出ても心を乱さず、6バーディを取り返した「66」のプレーに確かな手ごたえを感じている。
2打差で迎えた最終18番、セカンドを打ってから後方17番の浮島グリーンで歓声が上がった。ガッツポーズする佐藤の姿を遠目に見て、差が広がったことを悟った。気落ちすることなく右手前から丁寧に寄せるパーセーブで締めくくり、2023年「三井住友VISA太平洋マスターズ」に続く自己最高2位で終えた。
縦距離を間違えないアイアンショット、好調なパッティングを生かしたスコアメーク。勝ち切るためのラストピースを問われ、少し考えてから「あとは“横幅”ですね。チャンスにいかにつけられるか」と言った。
ホールアウト後、同組で回った石川遼と言葉を交わすシーンがあった。夏場に静岡県の川奈ホテルGCで行われたチャリティマッチでも同じチームで戦い、初優勝を目指す上で助言をもらっていたという。「(早く)優勝したいだろうけど、焦らないこと。毎試合、2位を狙うようなプレーができていれば、いつか優勝できるよ」。まさにその言葉を体現したような72ホールで、自信を深めた。(千葉県栄町/亀山泰宏)