ビシェットに3ランを被弾して両手を膝に付く大谷翔平(C)Getty Images ドジャースの大谷翔平が現地時間11月1…

ビシェットに3ランを被弾して両手を膝に付く大谷翔平(C)Getty Images
ドジャースの大谷翔平が現地時間11月1日、敵地でのワールドシリーズ第7戦に「1番・投手兼DH」で先発出場。勝てば世界一連覇が決まる大一番に、第4戦から中3日でマウンドに上がったが、3回途中でKOされた。
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初回、ジョージ・スプリンガーに左前打を許したが、一死一塁でブラディミール・ゲレーロJr.を見逃し三振、二塁に向かった一塁走者もアウトになり三振ゲッツーとなった。
2回は四球と安打で無死一、二塁と走者を背負った。二死となり、アーニー・クレメントの右前打で満塁のピンチとなったが、アンドレス・ヒメネスを159キロのフォーシームで空振り三振に切って取り、雄叫びを上げた。
続く3回はスプリンガーにこの日2本目の安打を許すと、暴投と申告敬遠で一死一、三塁。ここでボー・ビシェットに初球のスライダーをとらえられ、中越えの3ランを浴びた。打球の行方を見守り、大谷は両手を膝に付いてガックリ。ここで2番手ジャスティン・ロブレスキと交代した。
打たれたコースはやや外寄り。中継した『NHK-BS』で解説を務める元メジャーリーガーの田口壮氏は「甘いかもしれないけど、けっして悪い球じゃない」と断言。その上で「こういう状況で、初球のスライダーをホームランにできるビシェットがすごいですよ」と相手選手を称えた。
実況アナウンサーから大谷の心中を問われた際には、「ホームラン打たれれば悔いは残ります」としながらも「でも誰も責められない。(すごいのは)打ったビシェットですよ」と語っていた。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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