(1日、第145回秋季中国地区高校野球大会準決勝 崇徳10―0倉敷商 8回コールド) 2点を追う八回無死二、三塁。倉敷商…

(1日、第145回秋季中国地区高校野球大会準決勝 崇徳10―0倉敷商 8回コールド) 2点を追う八回無死二、三塁。倉敷商のエースで先発の角田陸投手(2年)は、崇徳の4番打者への初球、バランスを崩した。倒れ込むような投球となり、ボールは大きく逸れた。三塁走者の生還を許し3点目。その後は連続四球に長打を打たれ、1死も取れずに降板した。「抑えてやろう、と力が入りすぎて足がひっかかってしまった。あせりもあった」

 今大会は初戦を8回1失点、準々決勝は11奪三振して完投するなど、チェンジアップを決め球にエースとして勝利の立役者になっていた。

 しかしこの試合は一回の立ち上がりから低めの変化球を崇徳打線に見極められ、2四球のあとに打たれ2失点。

 八回は継投した2番手も粘れず追加点を奪われた。チームは1点も取れずに8回コールド負けを喫した。

 梶山和洋監督は「唯一の収穫は(来春の選抜大会がかかった)この舞台で、このままでは勝てないとみせつけられたこと。自分たちと向き合うきっかけになったと思う」。

 角田投手は「試合はピッチャーで決まると思っているから、チームに申し訳ない気持ちです。(次の大会に向けて)誰よりも自分に厳しくやっていきたい」と目を赤くしながら決意を語った。(上山崎雅泰)