ベリンジャーはドジャースのレフトの穴を埋めると期待される(C)Getty Images ドジャースは今オフも大型補強に動…

ベリンジャーはドジャースのレフトの穴を埋めると期待される(C)Getty Images

 ドジャースは今オフも大型補強に動きそうだ。ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』は「ドジャースは、この冬のFAでいくつかの答えを出すべき課題を抱えており、おそらく最も重要となるのがレフトの穴だ」と記した。

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 今季から1年1700万ドル(約25億円)でドジャースに加入したマイケル・コンフォートについて、「彼が主にレフトを守ったシーズンは非常に期待外れに終わった」と伝え、レギュラーシーズンでは打撃不振に苦しみ、ポストシーズンでは一度もロースター入りを果たせなかったコンフォートが期待外れに終わったことについて言及した。

 そんな中、米紙『New York Post』のジョン・ヘイマン記者の報道に触れ、ドジャースが外野の穴を埋めるために、ヤンキースのコディ・ベリンジャーをFAで獲得し、チームに復帰させる可能性があるという。

 同記者は「ドジャースの外野はチームの強みとは言えない部分なので、彼は適任だろう。そして、ドジャースの一部関係者は彼を好意的に見ている」とし、「彼はドジャースのMVPシーズン後の数年間、打撃不振に苦しんだが、そこから持ち直している」と指摘した。

 ベリンジャーはドジャース時代の2019年に156試合で打率.305、47本塁打、115打点、OPS1.035を記録し、ナ・リーグMVPを獲得。シルバースラッガー賞、ゴールドグラブ賞にも輝いた。

 しかし、翌20年オフに右肩脱臼の修復手術を受けると、その後は打撃成績も伸び悩んだ。23年からはカブスで2年間プレーすると、今季からはヤンキースへ移籍して152試合で打率.272、29本塁打、98打点、OPS.814をマークした。

 同メディアは「ドジャースタジアムを去って以来、ベリンジャーは再び調子を取り戻し、メジャーリーグで堅実な打者として復帰した。カブスでは2シーズンで44本塁打を放ち、2025年を前にカブスからトレードされた後も、ヤンキースで猛烈な打撃を続けた」と説明。

 「ドジャースは、スター選手をドジャー・スタジアムに呼び戻す大きなチャンスをつかんでおり、オフシーズンにはその実現性が非常に高いだろう」と、チームの課題である左翼のポジションを埋めるとっておきのピースとして30歳の元MVPに期待を寄せた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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