◇米国女子◇メイバンク選手権 3日目(1日)◇クアラルンプールG&CC(マレーシア)◇6536yd(パー72)岩井明愛…
◇米国女子◇メイバンク選手権 3日目(1日)◇クアラルンプールG&CC(マレーシア)◇6536yd(パー72)
岩井明愛は笑顔でクラブハウスへ帰ってきた。最終18番(パー5)、ティショットを左に隣接する10番のフェアウェイまで曲げた。そこから3Wで振り抜いた2打目を18番にしっかりと戻し、残り167ydからグリーンに乗せて2パット。パーセーブで終えられた安ど感の笑みと思いきや、「最後はちょっと左に行ったけど全然悪い当たりじゃなかった。“楽しい”っていうのが顔に出ていたのかも」。世界ランキング1位のジーノ・ティティクル(タイ)と同組で、大ギャラリーを前に「66」で回った一日がシンプルに楽しかった。
ティショットを派手に曲げたことも「飛ばしに行って曲げるのはしょうがない。全然いい」と前向きにとらえて「ちょっと切り返しが早かったのかな」と原因だけ冷静に分析する。隣ホールを渡り歩きながらでも「(パーで切り抜けたいとか)全然何も考えてなくて。ベストショットに集中した。でも、結果はパーで上がれてよかった」という。
伸ばし合いのコースで、トップとの8打差を追ってスタートしたこの日も「伸ばせたらいいな、ぐらい。ガッツ(気合)が入りすぎると空回りしちゃう」と気負いはなし。序盤5ホールで3バーディを奪い、リーダーボードで自分の名前を確認できるようになっても「周りも伸ばしてくる。気にしない」と自分のプレーに徹した。
パット数は初日から「31」「28」「26」と減少し、グリーン上のフィーリングが上向いているように思えるが「一日2、3回はショートしてしまうイメージがあって。それがないようにしたい」という。首位と7打差で迎える最終日。「みんな伸ばしてくる。周りを気にせずに、また自分のプレーに集中して頑張るしかない。結果を求めすぎずに、楽しんでやりたい」。8月「ポートランドクラシック」以来の2勝目への意識を見せず、岩井明愛はいつも通りのスタイルを心掛ける。 (マレーシア・クアラルンプール/石井操)