◇国内女子◇樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント2日目(1日)◇武蔵丘GC(埼玉)◇6690yd(パー72)◇…

年間女王戴冠へラストスパート。佐久間朱莉が地元埼玉で2位浮上

◇国内女子◇樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント2日目(1日)◇武蔵丘GC(埼玉)◇6690yd(パー72)◇曇り(4543人)

序盤3番までにバーディを2つ奪った佐久間朱莉のスコアカードにはその後、パーが並んだ。後半10番、第1打を右のラフに入れると、2打目が砲台グリーンの左にこぼれる。アプローチはピンそば1.5mで止まりながら、これをねじ込んでパーセーブ。続く11番でもグリーンの奥まで転がったセカンドショットをショートゲームでカバーした。

初日に続くノーボギーラウンドで今季5勝目が見える位置を捕らえた。7位から6バーディ「66」で通算10アンダー。「4つ(アンダー)を目標にしていた。そこをクリアできて、2ケタアンダーにのせられたのは大きかった」と納得のプレーで1打差の2位に浮上した。

しぶといパッティング

「マスターズGCレディース」で2位に11打差をつける圧勝劇の主役となった先週、トップを走る年間ポイントレース(メルセデスランキング)で2位の神谷そらに541.47pt差をつけた。シーズンの残り試合数は今大会を含め5つ。ライバルに2勝(国内メジャーを除く)されても追いつかれない可能性が高いポジションは、初の年間女王戴冠の“安全圏”とみられる。そうは言っても、「できることなら、1試合でも早く決めたいです」という重圧に包まれている。

初日はポイントランクトップ3が同組で回った。同3位の河本結は佐久間について「ほとんどミスをしない。(全英女子オープン覇者の)山下美夢有ちゃん的な感じ」と、その安定感に舌を巻く。パーオンホールの平均パット数「1.76」(全体3位)というグリーン上での安定感が、1位の平均ストローク「70.1093」の原動力のひとつだ。

午後に秋空がひろがった土曜日

正直なところ、調子は前週ほど良いとは言い難い。「今シーズンは悪いなりに、どうにかこうにか戦えている」のが女王への道を歩むプレーヤーらしい強み。「地元なのでたくさんの方が応援に駆けつけてくれる分、本当に力にもなる。あしたは声援を力に変えて良いプレーをしたい」。2週連続Vで一足先に故郷に錦を飾る。(埼玉県飯能市/桂川洋一)