プロ野球東北楽天イーグルスのスカウト部長らが31日、福島県石川町にある学法石川高校を訪ね、ドラフト会議で4巡目に指名し…

 プロ野球東北楽天イーグルスのスカウト部長らが31日、福島県石川町にある学法石川高校を訪ね、ドラフト会議で4巡目に指名した大栄(おおさかえ)利哉選手(18)にあいさつをした。

 大栄選手や佐々木順一朗監督と校長室で話した後、記者会見。愛敬(あいきょう)尚史スカウト部長は大栄選手を選んだ経緯を明かした。

 北海道・東北の担当者から「福島に良いキャッチャーがいる」と聞かされ、5月ごろ試合を見に行った。肩は強いし、バッティングもいい。だが、それ以上に感心したのは立ち居振る舞いだった。

 バッターボックスに立つ時には礼を欠かさない。守備では、打者が打って手放したバットを拾って相手チームに渡す。死球を与えてしまうと、駆け寄って声をかける。「見ていて気持ち良かった。この子なら東北に勇気を与え、日本を代表する選手になれる」と感じたという。

 大栄選手は、その話を聞かされ「そこまで見ていてくれてありがたい。これからは厳しい生活が待っている。身を引き締めて、1年間戦える体をつくります」。ドラフト会議の翌日から後輩たちと一緒に練習を続けているという。

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〈おことわり〉当初配信した記事の写真説明で、愛敬尚史・スカウト部長と近藤弘樹スカウトを取り違えていました。写真説明を修正しました。(森北喜久馬)