阪神JFに向かう馬にとって重要な前哨戦として創設されたレースで、京都競馬場で行われた昨年含む過去10年間で、このレー…

 阪神JFに向かう馬にとって重要な前哨戦として創設されたレースで、京都競馬場で行われた昨年含む過去10年間で、このレースをステップに本番へと挑んだ馬は[2-0-2-30]。18年ダノンファンタジーと19年レシステンシアの両頭がこのレースを制した勢いそのままにGIウイナーへと昇り詰めている。

 舞台となる京都競馬場外回り芝1400mコースは2角を回りきったあたりからスタートするワンターンコース。3角まで距離があるうえに難所と言われる高低差4.3mの坂があるためハイペースにはなりにくい。

 ◎メイショウハッケイは小雨、重馬場のコンディションで行われたりんどう賞2着この時は35.0秒〜34.8秒というスローペースを後方待機。結果的には勝ち馬の逃げ切りを許してしまったが、最後はメンバー最速の末脚でクビ差まで追い詰めている。デビュー2戦目に中京競馬場芝1400m戦を勝ったときは半マイル通過が47.1秒で、11.7秒、11.4秒、11.0秒という加速ラップを追い込み、ハナ差勝利をもぎ取っている。京都競馬場芝1400mを経験していることも魅力だ。

 〇ブラックチャリスは函館2歳S1番人気2着。34.3秒〜34.1秒という緩い流れの2番手を追走したものの、勝ち馬に楽をさせ過ぎてゴール前では逆に突き放されてしまったが、3着馬には0.3秒差。動くに動けない競馬になってしまった事を考えればやむを得ない結果だったかもしれない。開幕2週目の牝馬限定芝1200m新馬戦を1分8秒2のレコードタイムで駆け抜けており、先行力と、そのスピード能力は魅力。距離延長も味方にできそうだ。

 ▲ベレーバスクは、サフラン賞2着。新潟競馬場芝1400m牝馬限定新馬戦を楽勝して挑んだ1戦で、前半はやや前進気勢の強いところを見せたが、距離延長にもしっかりと対応できた。結果的にはマークしてきた勝ち馬には0.2秒差及ばなかったとはいえ、直線早め先頭から最後の2ハロン11.2秒、11.1秒というレースラップの中で2着を確保したことは評価できる。距離短縮はプラス材料かもしれない。

 △フェスティバルヒルは新潟2歳S3着。ダッシュ良く飛び出したものの思うようなポジションが取れずに後方待機策。最後はメンバー最速の末脚で追い込むもペースにも泣かされて2着馬とはハナ差の3着。阪神競馬場芝1600mデビュー戦で勝利した時の2〜4着馬は次走で勝ち上がり、2着馬は特別戦にも勝っているようにレベルの高い1戦だった。

 すずらん賞2着の△ショウナンカリスと、好内容でデビュー戦を勝ちあがった△マーブルパレスも押さえておきたい。