土壇場で迎える第6戦、山本のピッチングに注目が集まる(C)Getty Images 今季のポストシーズン、ドジャースの山…

土壇場で迎える第6戦、山本のピッチングに注目が集まる(C)Getty Images
今季のポストシーズン、ドジャースの山本由伸は4度先発マウンドに登り、3つの白星を挙げるという、エースと呼ぶに相応しいスタッツを残している。直近2度の登板では連続完投勝利も記録しており、メジャー史にも刻まれる圧巻のパフォーマンスを演じてみせた。
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また、延長18回の死闘を制した、ブルージェイズとのワールドシリーズ第3戦では「19回以降」に備え、志願のブルペン入り。このゲームの2日前に完投した右腕が強い覚悟を示し、チームを奮い立たせた。
その山本がドジャースを再び救うことになるのか。ここまで4、5戦目を連敗し、2勝3敗の崖っぷちで迎えるワールドシリーズ第6戦の先発マウンドに背番号18が登る。ブルージェイズに押し込まれている今シリーズ、連覇への命運が懸かる試合を託される山本。何度も負けが許されない場面を任されて来ている27歳への注目度は、いよいよピークに達しようとしている。
米メディア『FANSIDED』のテレンス・ジョーダン記者は10月30日の特集記事において、レギュラーシーズンを振り返り、「野球界屈指の投手のひとりだった」などと評価。防御率2.50未満やWHIP0.99といった数字を称えるとともに、ポストシーズンの活躍にも以下のような見解を綴っている。
「ポストシーズンではさらに上のギアを入れている。これまで4登板で許した失点はわずか5。うち3点はフィリーズとの地区シリーズでの1試合によるもので、それ以外の3試合では平均8回以上を投げ、失点1未満という圧倒的な内容だ」
その上で、第2戦での105球完投勝利に対する、米国内での反応も紹介しており、「『Sports Illustrated』のトム・ベルドゥッチはこの試合を”マグナム・オーパス(最高傑作)”と称し、史上屈指のワールドシリーズ登板のひとつに数えたほどだ」などと説明。
ジョーダン氏は、第3戦終盤でのブルペン待機にも言及しており、「2日前に完投したばかりなのに、だ。そんなことを言える投手はほとんどいない。それほど彼は勝利への執念を燃やし、自らの限界を超えようとしている」と論じており、「それはまさに“伝説級のヒーロー”の所業だった」と賛辞を続けた。
トピックでは、ブルージェイズ視点での記述もあり、今シリーズでの山本を絶賛しながら、「だからこそブルージェイズは、彼をマウンドから引きずり下ろさなければならない」と強調。悲願の世界一達成に向け、ジョーダン氏は、「ヤマモトを攻略する一番の方法は、球数を投げさせることだ。ピッチカウントを増やせば、いずれ彼は降板を余儀なくされ、ドジャースの不安定なリリーフ陣と対峙できる」と分析する。
さらに、「ここ2試合の積極的な攻撃は完璧だったが、ヤマモト攻略には、より慎重で粘り強いアプローチが求められる」として、ブルージェイズの勝利へのシナリオも記している。
まさに、世界の頂点を懸けた最高峰の戦い。どちらのチームにとっても、山本の存在が勝負のカギを握っていることは間違いない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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