8回に同点2ランを浴び、両手を膝についてうなだれる阪神・石井(C)産経新聞社「SMBC日本シリーズ2025」の第5戦が、…

8回に同点2ランを浴び、両手を膝についてうなだれる阪神・石井(C)産経新聞社
「SMBC日本シリーズ2025」の第5戦が、10月30日に甲子園で行われ、阪神は延長11回の末、2-3でソフトバンクにに逆転負けを喫した。先勝しながら、その後は4連敗。通算成績1勝4敗で、2年ぶりの日本一奪回を逃した。
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ソフトバンクの底力に屈した。2点リードの8回。阪神3番手・石井大智は、一死一塁から1番・柳田悠岐に初球の外角ストレートを左翼ポール際に運ばれた。痛恨の同点2ラン。レギュラーシーズン50試合連続無失点の日本記録更新中の右腕が、両手を膝についてうなだれた。
延長10回からは最多勝、最高勝率、最多奪三振のセ・リーグ3冠の村上頌樹が登板。しかし、11回先頭の野村勇に5球目の外角ストレートを右翼席に叩き込まれ、力尽きた。2被弾に共通しているのは、同じ球種、同じコースだった点だ。
球界でも、様々な考察が上がっている。現役時代は大洋(現DeNA)などで活躍し、引退後は日本代表コーチとして手腕を発揮し、現在は野球解説者を務める高木豊氏は試合後、自身のYouTubeチャンネルを更新。「責められないと思う。打った方が上手い」と論じた。
中継した『テレビ朝日』で解説を務めた阪神前監督で、現在は球団のオーナー付顧問を務める岡田彰布氏も、捕手の坂本誠志郎のリードに疑問を呈した場面。高木氏は、岡田氏の指摘に触れながら「インサイドに持ってっても良かったのかなっていう悔いは残る」と理解を示した。その上で「やっぱりよく打ったと思うわ。柳田は外に張っていたと思うし、野村は(打球が)飛ぶんだよ。甲子園で右打者がライトスタンドにホームランって、あんまり見たことないよ」と打者2人に脱帽した。
阪神とソフトバンクの差は打力にあったと、高木氏は見る。阪神は4番・佐藤輝明が5試合連続打点と奮闘したが、シリーズ1安打に終わった5番・大山悠輔を含め、下位打線の見せ場は少なかった。「やっぱりバッティングの不調っていうのが勝敗を分けたね」。本塁打の数もソフトバンクの「5」に対して、阪神は「0」。「本当に手を尽くした」(高木氏)という投手力だけでは、パ・リーグ王者に太刀打ちできなかった。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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