<2025年10月28日(火)~11月2日(日)WTTチャンピオンズモンペリエ@フランス>卓球の国際大会WTTチャンピオ…

<2025年10月28日(火)~11月2日(日)WTTチャンピオンズモンペリエ@フランス>

卓球の国際大会WTTチャンピオンズ モンペリエ 2025(10月28日~11月2日)、女子シングルス1回戦でプエルトリコのA.ディアス(世界ランク18位)が朱雨玲(マカオ=同6位)を3-1(11-5、7-11、11-7、11-8)で下し、元世界ランク1位から見事な金星を挙げた。

直前のラスベガス大会(USスマッシュ)で優勝したばかりの朱雨玲を相手に、A.ディアスは序盤から積極的に攻め、第1ゲームを11-5で先取。

第2ゲームを落としたものの、持ち前の粘り強さと巧みな戦術で続く2ゲームを連取し、ゲームカウント3-1で快勝した。

試合後、ディアスは「最近の朱雨玲は信じられないほど強くて、ラスベガスで優勝したばかり。だから厳しい試合になると分かっていました。いいドローの時もあれば、そうでない時もあります。でも今日はとにかく全力で勝ちにいこうと思っていました」と振り返った。

また、家族とコーチ陣の存在についても「父と妹、コーチのダニーがそばにいてくれることで、メンタル的にとても助けられています。彼らは落ち着かせてくれる存在です。試合前は特別な作戦よりも『楽しんでこい』と言ってくれました」と語った。

朱との対戦については「思っていたのと少し違いました。彼女のボールはすごく回転が強くて遅いからやりづらい。でもそれは分かっていたので、フォア側に回り込むプレーやバックハンドのプッシュを準備していました」と分析。

精神面と戦術面の両立で掴んだ価値ある勝利。A.ディアスは「この勝利が今後の自信になる」と語り、さらなる飛躍を誓った。

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