バスケットボールBリーグ1部(B1)、アルティーリ千葉のキャプテン・大塚裕土選手(38)が29日、今季限りで引退するこ…
バスケットボールBリーグ1部(B1)、アルティーリ千葉のキャプテン・大塚裕土選手(38)が29日、今季限りで引退することを発表した。
大塚選手は2010年にプロキャリアをスタート。アルティーリ千葉では21年のB3リーグ参入当初からキャプテンを務め、チームをB1昇格まで導いた。
29日にあった会見では、引退について「別のクラブに行けば自分をもっと使ってもらえるのかもしれないが、今まで学んできたことを還元したいとやってきたこのクラブで(キャリアを)終えたいと思った」と話した。
昨季まで2季連続でスリーポイント成功率のB2リーグトップに輝いた。だが、年齢にはあらがえず、「今のチームで求められていることと自分のパフォーマンスがかみ合うことが難しいと感じている。シーズンが終わった後に『今シーズンが最後だった』という形にはなりたくなかった。ファンに見守られていい状態でやめたかった」と決断の理由を明かした。
シーズンは始まったばかり。「最後まで1本でも多くスリーポイントを決めて、皆が盛り上がってくれればいいし、そういう姿を若手の選手にみせていきたい」と意気込んだ。(熊谷姿慧)