第157回九州地区高校野球大会(九州地区高校野球連盟主催、朝日新聞社など後援)は30日、宮崎市のひなたサンマリンスタジ…
第157回九州地区高校野球大会(九州地区高校野球連盟主催、朝日新聞社など後援)は30日、宮崎市のひなたサンマリンスタジアム宮崎で準決勝があり、九州国際大付(福岡1位)は神村学園(鹿児島1位)を5―4で破って決勝進出を決めた。準決勝のもう1試合で熊本工(熊本1位)を破った長崎日大(長崎1位)と対戦する。
31日に予定されていた決勝は雨予報のため、11月1日に順延が決まった。球場もサンマリンからSOKKENスタジアム(宮崎市)に変更された。
■長い手足をダイナミックに使い、リード守り切る
(30日、秋季高校野球九州地区大会準決勝 九州国際大付5―4神村学園)
九州国際大付の右腕・渡辺流(るう)投手(2年)がエースの意地を見せ、決勝進出の立役者になった。
1点勝ち越した直後の五回裏から救援登板。しかし、連打を浴び、自らの暴投もあって同点に追いつかれてしまう。
続く六回表、2死満塁で打席が回ってきた。「バットで返してやる」。2球目の直球をたたくと、中前にしぶとく転がっていった。勝ち越しの2点適時打となった。
その後は、身長180センチの長い手足をいっぱいに使うダイナミックな投球フォームで、ピンチを背負いながらも九回までリードを守り切った。直球は自己最速の140キロを計測した。
九州大会の2試合はいずれも救援で無失点だったが、この日は監督から「先発」を告げられていた。球場入りすると、これまで先発してきた左腕の岩見輝晟(らいせ)投手(1年)の志願もあって、救援に回ることを承諾した。「岩見とのリレーで勝ってきたので、その方がいいと思った」という。
初回からいつでも救援にいく準備はできていた。「『エースナンバーを背負っているのは自分だ』と気持ちが乗った投球ができた。決勝も打たせて取る投球で、目標の明治神宮大会行きを決めたい」(波多野大介)