秋のGIでは短期免許で来日中のジョッキーが大活躍しているイメージがある。しかしながら天皇賞(秋)に限ると、勝ったのは…
秋のGIでは短期免許で来日中のジョッキーが大活躍しているイメージがある。しかしながら天皇賞(秋)に限ると、勝ったのは16年のR.ムーア騎手が最後。さぁ、今年は9年ぶりの勝利となるか。そこで参戦予定の3人の名手を紹介したい。
3人のうち、日本で最も多くのGIを制しているのはオーストラリア出身のD.レーン騎手だ。今年の天皇賞(春)のヘデントールなど6勝。今回のパートナーのタスティエーラには過去3回騎乗し、23年の日本ダービーが1着、24年の香港Cが3着、そして今年のクイーンエリザベスII世Cが1着だから、相性は抜群といえる。外国人騎手としてはC.ルメール騎手に続いて2人目、そして短期免許の騎手では史上初となる天皇賞の春秋制覇を目指す。
イタリア出身のC.デムーロ騎手も日本ではお馴染みの存在だ。凱旋門賞を2勝している世界的名手は、これまで日本でも5つのGIを手にしている。今回は今年の皐月賞馬のミュージアムマイルとのタッグ。自身は2歳時に2回騎乗し、黄菊賞が1着、朝日杯FSが2着だから、既に手の内に入っている。意外にも天皇賞(秋)は過去4回の参戦で一度も馬券圏内がないが、頼れるパートナーを得た今年こそは結果を出したい。
そしてもう一人は、今週から初の短期免許で来日するフランスのA.プーシャン騎手だ。24年の仏2000ギニーなどG1を9勝。同年にM.ギュイヨン騎手、M.バルザローナに次ぐフランスリーディング3位に食い込んでいる。JRA・GI初参戦となる今回は、24年菊花賞馬のアーバンシックとの初コンビ。パートナーの持ち味をいかに引き出すのか、25歳の若き名手の手綱捌きに要注目したい。