◇国内男子◇フォーティネット プレーヤーズカップ 初日(30日)◇成田ヒルズCC(千葉)◇7137yd(パー71)◇晴…
◇国内男子◇フォーティネット プレーヤーズカップ 初日(30日)◇成田ヒルズCC(千葉)◇7137yd(パー71)◇晴れ(観衆908人)
冷え込んだ朝の練習場で石川遼は右わきをあけ、大げさにアウトサイドから1Wのヘッドを入れるインパクトのイメージを繰り返し身体に落とし込んでいた。「今週のコースはドライバーでフェードを使うホールがかなり多い。基本は普通に打ったら(持ち球の)ドローになる。“雰囲気”でフェードを打とうというより、ホールごとに想定して、そこに備えてって感じです」。持ち球のドローではないショットの確認にたっぷりと時間をかけてから、新規大会初日のスタートティに立った。
3ホール目の12番(パー5)は、まさにそんなロケーションだった。がけになっている右へのミスが出ればパーを拾うのもやっと…というロングホール。ティボックスに近い右サイドに立ち、曲がり幅の小さいフェードボールをきっちりフェアウェイに運んだ。
3打目勝負から2.5mほどのチャンスを逃してパーとしたが、イメージした組み立てでバーディパットを打てるシーンが増えればスコアを伸ばせる確率も上がっていく。「4日間、ずっとこの(右ドッグレッグの)ホールをプレーするって考えた時の“期待値”というか。やっぱりドロー(だけ)で打っていると、右に抜けることもあると思う。フェードで左につかまえてラフに突き抜ける分にはマネジメントできる」とうなずく。ティイングエリアから見て右の林がかなり近くに迫る15番なども、かなり右に打ち出す石川のドローボールでは物理的な無理が生じるため、フェードを打った。
初日のフェアウェイキープ率78.571%(11/14)はフィールド14位とまずまずのスタッツ。グリーン上でややもどかしい1バーディ、1ボギーの展開で迎えた上がり3ホールで2バーディを奪った「69」の締めくくりも悪くない。首位と3打差の2アンダー16位で迎える2日目以降も「自分のニュートラルな弾道ではないですけど、そういう(ドローが打ちにくい)ホールで不利にまではならないように、うまくゴルフができれば」と徹底していく。(千葉県栄町/亀山泰宏)