◇国内男子◇フォーティネット プレーヤーズカップ 初日(30日)◇成田ヒルズCC(千葉)◇7137yd(パー71)◇晴…
◇国内男子◇フォーティネット プレーヤーズカップ 初日(30日)◇成田ヒルズCC(千葉)◇7137yd(パー71)◇晴れ(観衆908人)
大逆転負けの傷は1日では癒えなかった。試合のなかった前週、清水大成は月曜に続いて火曜も休んだ。「火曜日もちょっとやる気が起きなくて…」。無理もない。最終日、一時は後続に6打差をつけた2週前「日本オープン」でまさかのV逸。2026年「マスターズ」切符、ランキング上位に迫る優勝賞金4200万円、5月に制した「日本プロ」に続く5年の長期シード…。米挑戦を目指す26歳にとって、逃した魚は大きすぎた。
「でも、しっかり2日休んで切り替えられた」と話すように、前を向くために必要な時間だった。冷静になって振り返れば、「最終日じゃなければ、僕のスタイルを貫けたんだろうなって。最終日、トップに立った(状態で迎えた)ことで、いつもと違うプレーを無意識にしちゃっていた」と確かな学びがあった。
いま力強いまなざしで見据えるのは、来季PGAツアーおよび下部コーンフェリーツアーの出場権をかけた予選会(Qスクール)。11月「ダンロップフェニックス」終了時点の賞金ランキング1位ならファイナルから、2位から5位まではセカンドステージから参戦できる。現在ランク10位の清水はまず5位以内に入ることを求められるが、「もう1位を目指して。そこを頑張ろうと思います」とキッパリ。今週を含めた残り4戦でトップの生源寺龍憲との約2800万円差を詰めることに集中している。
前半で2つ伸ばし、折り返して1番でグリーン右からフワリと浮かせたアプローチがカップに消えてチップインバーディ。続く2番(パー5)も2オンに成功して取りこぼさなかった。しかし、首位に並んだ状態の難関4番(パー3)でダブルボギー。ティイングエリアでほぼ2組分のプレーを待つ間に変わった風向きが迷いを生んだ一打が、手前の池に吸い込まれた。
手痛いミスがあっても、大事なのはそこから崩れないこと。続く5番は3m近いパーパットをしのぎ、2アンダー「69」で首位と3打差の16位につけた。「最後、(2オンしたパー5の9番で)3パットしちゃって。すごい、欲しがっちゃった。まだ3日あるんで、修正して、また優勝争いができれば」。ちょっと悔しいフィニッシュも、2日目以降の糧になるはず。リスタートの初日としては悪くない。(千葉県栄町/亀山泰宏)