Bリ…

 Bリーグは10月30日に開催した理事会で、2026-27シーズンから導入される新リーグ体制「B.革新」における地区分けを決定した。これにより、全55クラブの参入カテゴリーと所属地区が正式に確定した。

 発表によると、最上位カテゴリーのB.LEAGUE PREMIERは東西2地区制を採用し、B.LEAGUE ONEは北・東・中・西・南の5地区制で編成される。B.LEAGUE NEXTは4クラブが参入し、地区および大会方式は調整中とされている。

【2026-27/2027-28シーズン B.LEAGUE PREMIER 地区分け:2地区制(東・西)】


・東地区

レバンガ北海道、仙台89ERS、秋田ノーザンハピネッツ、茨城ロボッツ、宇都宮ブレックス、群馬クレインサンダーズ、アルティーリ千葉、千葉ジェッツ、アルバルク東京、サンロッカーズ渋谷、川崎ブレイブサンダース、横浜ビー・コルセアーズ、富山グラウジーズ

・西地区

信州ブレイブウォリアーズ、三遠ネオフェニックス、シーホース三河、名古屋ダイヤモンドドルフィンズ、滋賀レイクス、京都ハンナリーズ、大阪エヴェッサ、神戸ストークス、島根スサノオマジック、広島ドラゴンフライズ、佐賀バルーナーズ、長崎ヴェルカ、琉球ゴールデンキングス

【2026-27シーズン B.LEAGUE ONE 地区分け:5地区制(北・東・中・西・南)】


・北地区

青森ワッツ、岩手ビッグブルズ、山形ワイヴァンズ、福島ファイヤーボンズ、越谷アルファーズ

・東地区

さいたまブロンコス、東京ユナイテッドバスケットボールクラブ、アースフレンズ東京Z、立川ダイス、東京八王子ビートレインズ

・中地区

横浜エクセレンス、新潟アルビレックスBB、金沢武士団、福井ブローウィンズ、岐阜スゥープス

・西地区

ベルテックス静岡、ファイティングイーグルス名古屋、バンビシャス奈良、トライフープ岡山、徳島ガンバロウズ

・南地区

香川ファイブアローズ、愛媛オレンジバイキングス、ライジングゼファー福岡、熊本ヴォルターズ、鹿児島レブナイズ

 B.LEAGUE NEXTには、しながわシティバスケットボールクラブ、湘南ユナイテッドBC、ヴィアティン三重、山口パッツファイブの4クラブが参入する。湘南は秋葉台文化体育館をホームアリーナとし、売上高1.7億円(2024年度)でB.NEXTライセンスを取得している。

 島田慎二チェアマンは会見で、B.NEXTの大会形式について「現在検討中」とした上で、各クラブ所属のU22選手を中心に構成されるチームを参戦させる構想を示した。若手選手の強化や育成の機会を創出し、リーグ全体の競争力向上を図る狙いがあるという。大会方式および地区区分は今後決定される予定となっている。