◇国内女子◇樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント事前情報(30日)◇武蔵丘GC(埼玉)◇6690yd(パー72…

泣きそうなほどうれしいことがあった

◇国内女子◇樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント事前情報(30日)◇武蔵丘GC(埼玉)◇6690yd(パー72)

4日間大会ではツアー史上最多タイ、11打差の圧勝劇の実感は翌日になってわいた。佐久間朱莉は27日(月)に師匠の尾崎将司邸を訪れ、シーズン4勝目を報告した。「おかげさまで優勝できました」というあいさつに、ジャンボから「強くなったな」と声をかけられたという。

「めっちゃ、うれしい…と思って。ちょっと泣きそうになったんです」。喜びの涙をぐっとこらえ、「次は『年間女王になりました』という報告に来ます」と返答。初戴冠を高らかに宣言してきた。

今週は地元埼玉で自宅通勤

ゴールテープはもう目の前にある。年間ポイントレーストップの座をさらに固め、2位の神谷そらに541.47ptをつけた。年間女王争いがメルセデスランキングに一本化された2022年以降、シーズン5試合を残す段階では最大差。2022年の山下美夢有西郷真央の494.41pt差を上回る。

“安全圏”と見られるゾーンに入っても、22歳は貪欲だ。「やっぱり勝ちたい。年間女王を獲りたい気持ちは強いので残り5試合、全力で。一つひとつの試合を大切にしていきたい」と力を込める。まずは地元・埼玉で行われる今大会。「2週連続(優勝)をしたい思いがあるので、頑張りたい」とモチベーションは自然と高まる。

2週連続の5勝目へ

会場の武蔵丘GCは自宅から自動車で40~50分の距離にあり、今週は「家から通えるので、すごくリラックスして臨める」のが心強い。ジュニア時代からプレー経験を重ねてきた試合でもあり、鈴木愛が優勝した2019年にはベストアマに輝いた。

今大会前には「フェアウェイのアンジュレーションがあって傾斜地からのショットがカギになる」と疲れた身体にムチを打ち、トレーニングをしながら練習ラウンドを行った。「地元ということもあって、たくさんの方が応援に駆けつけてくれると思う。良いプレーで恩返しできたらいい」。後続を見ることなく走り抜ける。(埼玉県飯能市/桂川洋一)