◇国内男子◇フォーティネット プレーヤーズカップ 事前(28日)◇成田ヒルズCC(千葉)◇7300yd(パー71)3週…
◇国内男子◇フォーティネット プレーヤーズカップ 事前(28日)◇成田ヒルズCC(千葉)◇7300yd(パー71)
3週前の米ツアー「ベイカレントクラシック」(神奈川・横浜CC)での取材中のこと。練習グリーンでパッティングをしていた生源寺龍憲が、突如「ホワイトホット OG パター #7 CH」のネックの辺りを見せてくれた。
「ネックの位置を若干ズラしたんですよ。ホラ、分かります?」
クランクネックの根元を見ると生々しい溶接があるが、どのぐらいズレたのかは判別がつかない。そばにいたオデッセイのツアーレップ中島申隆氏によれば、ネックの位置をわずか「0.5cm」トウ側にズラしたという。見た目には全く分からないレベルだが、いったいどんな狙いがあるのだろうか。
「今までは芯に当てるために、合わせて打っていたんですよ。自分で当てにいく動きがあった」と手の動きを入れて解説する生源寺。「ボールに対して構えるじゃないですか。気持ちよく振ると、当てにいくからヘッドが前に出る。それがなんか気持ち悪いなと思いながら、ずっとやっていたんです」。それでもだいぶパットは入っているように思えるが…。
「実際、95点あげていいぐらい、いいパターなんですよ。でも、あともうちょっとなんか気持ちよく打てそうな気がするなぁと。それで中島さんと相談して」と、冒頭のネック調整に至ったワケを話す。
「ネック位置がセンターに近づいて、握った延長線上に芯がくる感じになりました。重心を感じながら棒振りみたいにイントウインに振りたいんですけど、まさにその感覚に近いです」と生源寺。
ネックをズラしたことで思わぬ副次効果もあった。「当てにいっていたときは、ヒールに当たってしまうこともある。それが減って、そのまま芯で打ちやすい。さらにホワイトホットインサートなのにいいソリッドな音がするようになりました。柔らかい中でも音があって距離感が出しやすいんです」
では100点満点になったのかと問うと、「98点ぐらいですかね(笑)」。簡単に満足しないあたりが、賞金ランキングのトップを走り続ける所以なのだろう。(千葉県成田市/服部謙二郎)