【WWE】RAW(10月27日/日本時間28日/カリフォルニア・アナハイム)【映像】“ドS”女子レスラー、前代未聞の行動…
【WWE】RAW(10月27日/日本時間28日/カリフォルニア・アナハイム)
タッグ王座戦の終盤、敗戦目前で女子レスラーが前代未聞の行動に。勝利への執念か、鬼畜の所業か? ファンからは「(タップ)させない」「酷い」「拷問かよ」など批判が殺到した。
WWE「RAW」で、女子タッグ王者のシャーロット・フレア&アレクサ・ブリス組に、ベイリー&ライラ・ヴァルキュリア組が挑戦。「RAW」「SmackDown」両ブランドをまたいだこの一戦は、互いの大技が交錯する白熱の好勝負となったが、試合後半にはギブアップ寸前のパートナーであるベイリーの手を掴み、“タップアウト封じ”を行ったライラの「鬼畜采配」が物議を呼んでいる。
当初、陽気な姉御キャラから突然“凶暴化”する気まぐれなベイリーの豹変ぶりに手を焼いていたライラだったが、次第にスイッチの入れ方を理解し、好タッグへと成長。突如舞い込んだタイトル挑戦ながら、ベテラン王者コンビと互角の戦いを繰り広げた。
中盤、シャーロットが“フォー!”でお馴染みのチョップを連発し、2人を圧倒。さらにベイリー&ライラまとめてムーンサルト葬と、格の違いを見せつけた。しかしベイリーが顔面に“ビッグブーツ”を被弾した瞬間に人格が入れ替わり、荒ぶるベイリー・モードで猛反撃。その後もアレクサの“シスター・アビゲイルDDT”、ライラの“ナイトウィング”と、両軍がフィニッシャーを応酬する激しい展開となった。
問題のシーンは終盤。シャーロットがベイリーを得意の“フィギュアエイト”で締め上げ、ブリッジが完成。ほぼギブアップ必至の体勢で苦悶するベイリーが、耐えきれずタップに手を上げかけた瞬間、横からライラが滑り込み、パートナーのタップアウトの「手を封じて」強引に阻止した。
“勝利への執念”といえば聞こえはいいが、パートナーが悲鳴を上げる中で「ギブアップさせない」という意地を貫くライラの行動に、ファンからは「(タップ)させない」「なにそれ」「酷いw」と大ブーイング。間を置いて「なぜカットしない」「カットすればいいじゃん、拷問かよ」とド正論のツッコミが殺到し、ネット上でも“謎采配”として話題になった。
この珍アシストは結果的に裏目に出る。アレクサがトップロープから“トゥイステッド・ブリス”をライラに命中させると、最後はリング中央でシャーロット&アレクサのダブル“ナチュラル・セレクション”が炸裂。ベイリー&ライラは沈み、王者チームが防衛を果たした。
試合後には、“カブキ・ウォリアーズ”のアスカとカイリ・セインが乱入し、王者・挑戦者の4人をまとめて襲撃。女子タッグ王座戦線は一気に混戦模様となり、次章への波乱を予感させる展開となった。(ABEMA/WWE『RAW』)
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