◇米国女子◇メイバンク選手権 事前(29日)◇クアラルンプールG&CC(マレーシア)◇6536yd(パー72)韓国で行…

吉田優利は心機一転、新パターで臨む

◇米国女子◇メイバンク選手権 事前(29日)◇クアラルンプールG&CC(マレーシア)◇6536yd(パー72)

韓国で行われた2週前の「BMW女子選手権」を終え、「パター、替えてみようかなと思います」と話した吉田優利は、新たなパターを携えて戦いの場へ戻ってきた。国別対抗戦があり、オープンウィークだった前週に帰国。エースパターをはじめ、長らく使用するオデッセイの担当者のもとへ相談に赴いた。

「パターが悪い、とかではなくて、入らないイメージが(自分の中で)ついてしまって。感じがついてこなかったので、重さとかはあまり変えずに形だけ」。使用を続けてきたピン型から、「7年ぶりくらい」というアマチュアの高校生時代に一度使ったツノ型(オデッセイ Ai-ONE TRI-BEAM #7)に替えた。試合で使用していないだけに感触は言い切れない部分もあるが、「イメージを変えたいなっていう理由なので、いい風に出てくるといいな」と期待を寄せた。

久々のツノ型パターを手に

日本ツアーを主戦場としていた2023年までの3シーズンは、平均パット数(1ラウンドあたり)でトップ10を外したことのないパット巧者。イメージが悪化した要因を考えても、「自分(の打ち方)が悪いのか、芝質の違いなのか、ラインが読み取れていないのかは、なかなか判断は難しい」というのが正直なところだ。

「今までパッティングで苦しんだことはなかった」という言葉には、今週のような芝目がきついバミューダ芝など、芝の種類が異なる国や地域を転戦する米ツアーならではの難しさが詰まっているのかもしれない。

心機一転して臨む今週も予選落ちがない4日間大会。「うまく良い解決策を探しながらやっている最中ではある。いまの課題はパッティング。そこをいい風につかんで一年を終わらせたい思いはあるので、練習はもちろん、試合の中で成功体験を重ねていきたい」。年間ポイントレースは71位におり、来季フルシードが得られる80位以内が決して安泰ではない立場ではあるが、新たな取り組みを行いやすい環境ではある。(マレーシア・クアラルンプール/石井操)