石井コーチは多くの選手の育成を手掛けた(C)産経新聞社 DeNAは10月28日、石井琢朗野手コーチが今季限りで退団の申し…

石井コーチは多くの選手の育成を手掛けた(C)産経新聞社

 DeNAは10月28日、石井琢朗野手コーチが今季限りで退団の申し入れがあり、受理すると発表した。

 石井コーチは現役時代に名遊撃手として知られ、1998年の日本一に貢献。2000安打も達成し、その後、広島に移籍。12年に現役引退後は広島、ヤクルト、巨人でコーチを歴任してきた。

【電撃退団】DeNA石井琢朗コーチが電撃退団へ『打撃コーチの色が付きすぎたのか?』個人的には監督してほしかった…高木が思いを語る!

 22年に1軍野手総合コーチとして現役時代を過ごしたDeNAに戻り、4シーズン三浦大輔監督を支えてきた。

 昨年のシーズン3位からの日本一にも同コーチの若手育成手腕がクローズアップされたシーンもあった。選手の目線に沿った丁寧な指導で知られ、各球団でコーチとして多くの選手を育ててきた名伯楽。今季は主にファームの選手の指導を行ってきたとされる。

 チームを支えてきた石井コーチの退団には球界内からも考察の声が上がっている。

 現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチを務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏は10月29日に自身のYouTubeチャンネルに「【電撃退団】DeNA石井琢朗コーチが電撃退団へ『打撃コーチの色が付きすぎたのか?』個人的には監督してほしかった…高木が思いを語る!」と題した動画を更新。球団の後輩でもある石井コーチ退団に関して自身の見解を語っている。

 今回の石井コーチの退団に関して「真相はわからない」としながら、背景には監督への野望もあったのではないかと推測。

 コーチとして実績を積んできたことで「積み上げてきたものとか 我慢してきたものとか」もあったのではないかと、心中を慮った。

 今回の三浦大輔監督の退任に伴い、ファンの間からも監督待望論が出ていたが、監督業に関して「琢朗はやってみたい 希望、夢みたいなものはあったと思う」と高木氏は話す。

 その上で「この球団で夢を追えないと思ったら、いられないよね」と希望が叶わなかったことで気持ちが切れた、身を引いた可能性もあるとした。

 ただ広島、ヤクルト、巨人など複数球団で指導を行い、数々の選手の育成を手がけてきた名伯楽としても知られる。

 「野球が好きだから、ほかの球団行っても教える技術もある ほかの球団でいい話があれば、(ユニホームを)着るかもわからない」とコメント。その上で先々の話として、監督業を目指すという仮定では「生え抜きじゃなくても監督やらせる」球団がいいのではないかとした。 

 もちろん「相川も素晴らしい監督になると思うし」と相川亮二新監督の船出は応援したいとしながら、石井コーチの退団には「あまりにも打撃コーチの色がつきすぎたかな」と、専門職として見られた可能性もあるとした。

 最後には「彼の能力で考えると色々なことを教えられるし ほかの球団行ってもいいと思うし」と後輩を思いやりながら、「お疲れ様だよ 1回リセットしてほしい」とねぎらいの言葉をかけた高木氏。

 ベイスターズファンからも惜しむ声が多く出た今回の石井コーチの退団、悲願のリーグ優勝への道は新体制に託されそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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