レギュラーシーズン3位に終わった巨人。29日からは秋季キャンプが始まり、来季に向けた動きも徐々に加速している。チームは今…
レギュラーシーズン3位に終わった巨人。29日からは秋季キャンプが始まり、来季に向けた動きも徐々に加速している。チームは今オフに岡本 和真内野手(智弁学園)のメジャー挑戦が決まった。主砲の抜けた三塁手のレギュラー争いが秋・春キャンプの一つの焦点となる。
岡本が怪我で離脱していた期間はリチャード(沖縄尚学)と坂本 勇人(光星学院)が主に三塁手を務めていた。しかし、復帰後はリチャードが一塁、坂本が代打の切り札として起用されることが多く、来季もこの形が基本線だろう。
現有戦力であれば石塚 裕惺(花咲徳栄)が筆頭候補だ。高卒一年目ながら二軍戦55試合で打率.327、3本、25打点と光るものを見せ、シーズン最終盤に一軍でプロ初ヒットを記録している。本職は遊撃手だが、泉口 友汰(大阪桐蔭―青山学院大―NTT西日本)が今季飛躍を遂げたことや、二軍で三塁手を守っていたこともあり、起用も増えそうだ。
ただし高卒2年目の若手にフル稼働を求めることはできない。石塚と同じく2年目を迎える荒巻 悠(祐誠―上武大)も候補にあがるが、打線として絶対的4番が抜けた穴も大きく、両コーナーを守る助っ人の獲得の可能性は高いのではないか。また23日に行われたドラフト会議でも大学・社会人の三塁手を指名がなく、メインで新助っ人を起用しながら石塚、荒巻と併用すると予想したい。
また先日、吉川 尚輝(中京―中京学院大)が股関節の手術を受けたことが発表された。現在は来春のシーズン開幕に向けてリハビリを行っているものの、万全な状態で復帰できるかは不透明だ。もし開幕が間に合わなければ、吉川が離脱後、主に二塁手を務めていた浦田 俊輔(海星―九州産業大)と増田 陸(明秀日立)の争いに期待がかかる。
もう一つの選択肢として、泉口の二塁手コンバートの可能性もあげたい。シーズン中には阿部 慎之助監督が石塚をショート一本で起用していくと発言したことが報じられた。その方針を貫くのであれば、吉川が戻るまでは二塁手を泉口が務め、両コーナーをリチャードや新助っ人、ティマを支配下昇格させるなど、流動的な布陣を組むことも考えられる。
ここでカギを握るのは門脇 誠(創価―創価大)の存在だ。二塁手、遊撃手、三塁手で高い守備力を誇り、スーパーサブ的な役割も求められる。今季は打撃でふるわず一軍出場も減らしたが、レギュラーを奪い返すほどの活躍を期待したい。
シーズン開幕前にどんな若手選手がアピールするのか。今オフは内野手のレギュラー争いから目が離せない。