<令和7年度 秋季東京都高等学校野球大会:日野7―0広尾(7回コールド)>◇28日◇3回戦◇スリーボンドスタジアム八王子…
<令和7年度 秋季東京都高等学校野球大会:日野7―0広尾(7回コールド)>◇28日◇3回戦◇スリーボンドスタジアム八王子
日野はこの夏の西東京大会は3回戦で杉並に3-5で敗れた。エースの本宮 輝真(2年)はこの試合に先発し、失点5で敗戦投手になった。「悔しい思いをしました。3年生の分も頑張ろうという思いでやってきました」と本宮は言う。この秋本宮は2試合を1人で投げ、14回を失点2に抑えている。
3回戦、広尾との都立対決でも、本宮の好投が光った。広尾は2回戦で前年4強の淑徳を9-1(7回コールド)で破るなど、打線に力がある。本宮はこの打線を、3安打に抑えた。特に4回以降は四球の走者を1人出しただけで、無安打に抑えた。
本宮は球速が120キロ台だが、カーブ、スライダー、チェンジアップなどの変化球を制球よく投げる。「いいピッチングをしたいとは思っていません。勝つことが大事です」と本宮は言う。
本宮の安定した投球を、打線がしっかり援護する。2回裏は無死一、二塁から7番・峯岸 智也内野手(2年)の犠打と、8番・小川 瑛流内野手(2年)の二ゴロで1点を先制する。3回裏は敵失と、2回に得点につながる左前安打を放っている6番・湯原 直志外野手(2年)の左前適時打などで2点を追加する。4回裏も1点、6回裏も四球に安打3本を連ねて3点を挙げて計7点。7回表広尾の攻撃を本宮がしっかり三者凡退に抑えて7-0の7回コールドが成立した。
日野は3試合連続で7回コールドだが、「大きいのを打てる子はいません」と内田健太郎監督が言うように、強力打線というわけではない。それでも相手のスキをしっかりついて得点を重ねるうまさがある。内田監督は、この秋から日野の監督に就任した。八王子北などの監督で実績を残している内田監督だが、都立の強豪校として実績のある日野の監督には、「プレッシャーがあります」と語る。この日も平日であるにもかかわらず、ダンス部や吹奏楽部などが応援に駆け付けた。7月はグラウンドの改修工事が終わり、両翼が90メートル、中央が120メートルのグラウンドになった。この秋から都大会の1次予選の会場校にもなっている。他の部との共用ではあるものの、都立校としてはかなり恵まれた環境にある。
この秋ベスト16には都立校が3校残ったが、8強に進出したのは日野だけだ。都立の星として挑む準々決勝は、桜美林との対戦になる。