ワールドシリーズ第2戦で完投勝利を飾った山本由伸(C)Getty Images 逃した魚は大きかったのか…。 ドジャース…

ワールドシリーズ第2戦で完投勝利を飾った山本由伸(C)Getty Images
逃した魚は大きかったのか…。
ドジャースの山本由伸は現地時間10月25日に、ブルージェイズとのワールドシリーズ第2戦で、9回105球の1失点完投勝利を収めた。山本の完投は、同14日のブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第2戦に続き、2試合連続。ポストシーズンでの連続完投は、2001年のカート・シリング(ダイヤモンドバックス)以来、24年ぶりの快挙として脚光を浴びた。
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27日の第3戦では、延長18回からブルペンで投球練習を始める漢気と献身性を見せた山本。そんな右腕を巡り、米メディア『Sports Illustrated』は「ヤンキースはワールドシリーズの英雄を逃したことを後悔すべきだ」と題した記事を掲載。サブタイトルには「彼らが思い描いた夢のすべてが別の場所で現実となった」と記されている。
ヤンキースはブライアン・キャッシュマンGMがオリックス時代の山本を視察した際の2023年の9月に、ノーヒットノーランを達成した“縁”があった。同GMが立ち上がって拍手を送る映像はSNSでも話題を呼び、記事では「多くの人が『ヤマモトはゲリット・コールとともにヤンキースの先発陣を支える存在になる』と信じた」と伝えた。
アーロン・ブーン監督も山本を絶賛し、過去に「我々が契約をまとめるのは間違いない」と豪語していたことも紹介。しかし、山本は2024年にドジャースに入団。「ブーンの自信満々な言葉は、(ドジャースの)破格の契約金を前に、虚しく空気に消えた」と報じている。
記事では「ヤンキースが思い描いていた『トロントでの敵地登板』や『ワールドシリーズでの熱投』は、すべて現実となった。ただしニューヨークではなく、ロサンゼルスで」と強調した。山本には昨年のワールドシリーズで敗れたヤンキースは今季、“代役”としてブレーブスからマックス・フリードを獲得。レギュラーシーズン19勝と奮闘したが、ブルージェイズとの地区シリーズでは早々にKO。「ヤマモトとは正反対のポストシーズンを送ることになった」と皮肉られた。
2年前につかみ損ねた右腕は、今やワールドシリーズの舞台で歴史を刻む存在となった。ヤンキースに残ったのは、取り逃がした才能への静かな痛みだけなのかもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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