(27日、第78回秋季東海地区高校野球大会決勝 中京大中京8―7三重=延長10回タイブレーク) 三重は秋季東海大会で1…

 (27日、第78回秋季東海地区高校野球大会決勝 中京大中京8―7三重=延長10回タイブレーク)

 三重は秋季東海大会で12年ぶり5回目の優勝を目指したが、あと一歩届かなかった。九回に3点差を追いつき、十回表にはタイブレークで2点を勝ち越したが、その裏に逆転サヨナラ負け。「チームの総合力の差が出た。冬の間に鍛え直したい」と大西新史主将(2年)は振り返った。

 大西主将は五回と七回、先頭打者として安打で出塁し、いずれも適時打で生還した。「5点を先行されたが、とにかく塁に出て反撃ムードをつくりたかった」

 3点差の九回、三重は三塁打2本を含む4長短打で同点に追いついた。なお2死三塁で大西主将に打席が回ってきたが、変化球に手が出て右翼へのフライに倒れた。「打線がつながっていた。あそこで決めたかった」と悔やんだ。

 新チームで正捕手となり、主将に立候補した。この試合では5人の投手の球を受けたが、計11四死球を与えた。「課題は制球力。安打数では上回っていたのに、守り勝つ野球を目指さないと」

 4強に進んだ2018年以来、8年ぶり14回目の選抜大会出場はほぼ確実になった。「投手力を高め、中京大中京のような緻密(ちみつ)な野球をめざして、4強を上回る成績を残したい」と大西主将。

 選手18人が出場した総力戦に、沖田展男監督は「敗因は自分の采配ミス。だが、劣勢だったのを追いつき、多くの選手がいい経験を積んだ試合だった」と話した。(本井宏人)