本記事ではnetkeibaオリジナルAIが推奨する本命候補3頭を特筆すべき過去の傾向とともにご紹介します。 今週の重…
本記事ではnetkeibaオリジナルAIが推奨する本命候補3頭を特筆すべき過去の傾向とともにご紹介します。
今週の重賞競走は土曜日にファンタジーS(GIII)、日曜日に天皇賞(秋)(GI)が行われます。その中から東京競馬場で行われる天皇賞(秋)を取り上げます。まずは過去の傾向から。
過去10年の天皇賞(秋)での前走着順別成績を見ていきます。過去10年の天皇賞(秋)で3着以内に入った30頭の内、21頭が前走でも3着以内と好走していました。ハイレベルなメンバーが相手になるGIですから、能力だけでなく前走で好走した勢いというのも結果を残すうえでは重要になってくるのかもしれません。
前走で4着以下だった馬も9頭が馬券に絡んでいますが、すべて前走で2000m以外の距離に出走。過去10年の天皇賞(秋)はすべて2000mで開催されています。前走で天皇賞(秋)と同じ距離で4着以下に敗れているのは、距離適性や能力に不安がありそうですし、実際に結果が出ていないことを考えると割り引いて考える必要があるのではないでしょうか。
続いては、過去10年の天皇賞(秋)での年齢別成績です。過去10年の天皇賞(秋)では3歳馬が【2-0-1-7】、4歳馬が【3-7-5-34】、5歳馬が【5-3-4-35】となっており、6歳以上の馬は【0-0-0-42】と馬券には絡めていません。
この中で着目したいのは4歳馬です。3歳馬から5歳馬の複勝回収率を見ると3歳馬が47%で5歳馬が53%。それに対して4歳馬の複勝回収率は116%と優秀な数字となっています。昨年の天皇賞(秋)も4歳馬のタスティエーラ、ホウオウビスケッツが人気薄で好走。穴を狙うならば能力のピークを迎えている4歳馬に注目してみるのがいいかもしれませんね。
それでは早速ですが、今週の天皇賞(秋)でAIから導き出された月曜日時点での本命候補3頭をご紹介します。
◆古馬の経験に期待する人工知能
ロードデルレイ
前走の宝塚記念(GI)は3番人気で出走も8着。いつもスタートから行きっぷりの良さを見せる馬ですが、前走はそれが見られずに後方からの競馬。道中も妙に折り合いがついていましたし、本来の出来ではなかったのかもしれません。この中間の報道で陣営は敗因のひとつに暑さを挙げていましたし、力を出し切れずに負けた可能性が高く参考外と見てもいいかもしれません。
今回は宝塚記念以来の出走ですが、涼しくなったことで調子が上向いてきていると陣営は話していますし、前回以上の状態で出走できるはずです。また、2000mは6戦3勝2着3回と連対率100%。東京芝2000mでも2戦2勝と結果を残していますし、前走からの条件替わりは大きなプラス材料になりそうです。2走前の大阪杯(GI)でも2着になっているように一線級相手でも通用する能力はありますし、実績十分の距離で変わり身があってもよさそうです。
メイショウタバル
前走の宝塚記念で待望のGI初制覇を飾った本馬。レースが行われた時の天候は晴れでしたが、前日まで降っていた雨の影響で馬場はやや重の発表。道悪で実績を残していた本馬にとって好材料だったことも好走要因のひとつでしょう。それでも2着に3馬身差をつける快勝劇は能力がなければできない芸当です。
先週の東京は雨の影響で力のいる馬場での開催されたこともあり、レースを見るとかなり馬場が掘れていました。今週から東京の芝はAコースからBコースに変更されますが、全体的に傷みの残った馬場状態が予想されます。パワーが必要な道悪競馬に実績を残すメイショウタバルにはプラスになるはずです。前走のようにスッとハナを切る競馬ができれば、ここでも十分にチャンスはあるはずです。
シランケド
22年の新馬戦で9着。続く未勝利をフレグモーネで取り消しとデビュー当初は順調さを欠いていた本馬。しかし、仕切り直しの一戦として挑んだ23年7月の未勝利戦で初勝利を挙げると、前走まで11戦連続で3着以内に好走。特に近走は3走前の中山牝馬S(GIII)で重賞初制覇。2走前のヴィクトリアマイル(GI)では牝馬の一線級相手に3着。そして、前走の新潟記念(GIII)は牡馬相手に重賞勝ちと着実にステップアップ。
特に前走の新潟記念は好メンバー相手に勝利しているのは価値があります。新潟記念の2着馬エネルジコは先週の菊花賞(GI)で優勝。3着のディープモンスターも次走で京都大賞典(GII)を勝利。その馬たちを相手に上がり最速の脚で差し切った内容は評価しなくてはいけないでしょう。
本場の特長は瞬発力に富んでいることでしょう。デビューからの12戦で上がりはすべて3位以内。そのうちの9回で1位を記録と安定した末脚が魅力。近2走も直線の長い新潟、東京で最速の上がりをマークしていますし、引き続き持ち味が生きそうな舞台に出走するのはプラス材料でしょう。今回は牡馬のトップレベルが相手にはなりますが、自身の強みを生かせる展開になれば、上位に食い込んでも何ら不思議のない1頭と言えそうです。