サッカーJ1アルビレックス新潟(20位)は26日、デンカビッグスワンスタジアム(新潟市中央区)で昨季王者のヴィッセル神…
サッカーJ1アルビレックス新潟(20位)は26日、デンカビッグスワンスタジアム(新潟市中央区)で昨季王者のヴィッセル神戸と対戦し、2―2で引き分けた。来季のJ2降格が決まった後で、雨の中にもかかわらず、ホームに駆けつけた2万人近いサポーターの前で意地を見せた。
前日にJ2降格が決まったアルビ。この日も日本代表経験者がそろう神戸に主導権を握られた。前半終了間際にコーナーキックから大迫勇也に決められ、失点。後半7分にも右サイドを破られると、ディフェンス(DF)のタックルがファウルを取られ、ペナルティーキックから2点目を献上した。その後は橋本健人らDF陣も加わった分厚い攻撃で神戸のゴールに迫った。後半29分にはミッドフィールダー(MF)島村拓弥がMFマテウス・モラエスのパスを左足で決め、1点差に。同45分にはMF長谷川元希のパスに反応したフォワード(FW)若月大和のゴールで同点としたが、逆転できなかった。
試合後、サポーターにあいさつに向かった選手たちへ、「何やってんだ」という厳しい言葉が飛ぶ一方、「絶対J1に戻ってくるぞ」「これからも応援するよ」と涙を浮かべて叫ぶ人も。
家族と3人で応援した新潟市の会社員奥村暢旦(のぶあき)さん(45)は、「新潟のみんなはJ2でも変わらず応援すると思う。地方のクラブが(都市部の)メガクラブのようなこと(有名選手の獲得など)はできないけど、優秀な若手選手を育ててチームを強くしてほしい」。友人と来た同市の会社員陣内美桜(みお)さん(24)は東京都出身。「東京と違って、新潟はみんなチームへの思いが強いと感じた。J2でも選手とサポーターが一丸となってがんばってほしい」とエールを送った。
残り3試合。次節は11月8日にアウェーで湘南ベルマーレ(19位)と戦う。MF長谷川元希は試合後、「降格は残念だけど、残りの試合に勝ってサポーターの気持ちに応えたい」と語った。(井上潜)