「横浜マラソン2025」(横浜市など主催、朝日新聞社など後援)が26日、横浜市内で開催され、冷たい雨の中、約2万9千人…
「横浜マラソン2025」(横浜市など主催、朝日新聞社など後援)が26日、横浜市内で開催され、冷たい雨の中、約2万9千人が横浜の街を駆け抜けた。
初開催から10周年となる今年、約20.5キロコースの「湾岸ハイウェイラン」が新設された。同コースに参加した横浜市港北区の会社員川村亜希さん(46)は完走後に「このコースなら楽しいところで終えることができる」と笑顔をみせた。フルマラソンの完走経験もあるが、終盤のひざの痛みが心配で、今回は「ハイウェイラン」に参加したという。「来年はまたフルで出たくなるかも」と話した。
ゲストランナーも多彩な顔ぶれがそろった。横浜市出身でアイドルグループ「ももいろクローバーZ」の高城れにさん(32)も同コースを完走。「高速道路を走れるのは不思議な気持ちだった。工場地帯や海の眺めが良かった」と話した。
2015年の第1回から毎回参加している横浜市出身で俳優の谷原章介さん(53)は、みなとみらいを巡る約7キロのコースを完走した。「あいにく雨だったが、みなさんの熱気は変わらなかった」。
約3キロのコースを走る車いすの部では、横浜市旭区の高校2年生内田蓮音(れおん)さんが、弟の中学1年生天蘭(あらん)さんに車いすを押されて完走した。蓮音さんは生まれつき脳性まひがあり、車いすで生活している。友人からこのコースのことを聞いて、初めて参加した。蓮音さんは「坂道や段差のたびに弟が気遣ってくれた。沿道の応援がうれしく、力になった」と語った。天蘭さんは「景色を見ながら走るのは楽しかった」と振り返った。(中嶋周平)