金沢の街並みを駆け抜ける「金沢マラソン2025」が26日にあった。フルマラソン(42.195キロ)には国内外から1万5…
金沢の街並みを駆け抜ける「金沢マラソン2025」が26日にあった。フルマラソン(42.195キロ)には国内外から1万5589人が参加。あいにくの雨となったが、ランナーは沿道からの声援に笑顔を見せていた。
開催は11回目。市中心部のしいのき迎賓館前をスタートし、県西部緑地公園陸上競技場までのコースで、兼六園や金沢駅鼓門、犀川大橋などをめぐった。大会本部によると、1万4790人(94.9%)が完走した。
2004年アテネ五輪女子マラソン金メダリストの野口みずきさんらも二人一組のたすきリレーで参加。マイケル・ジャクソンやパンプキンのかぶりものなど仮装したランナーの姿もあった。沿道からは「ファイト!」「頑張れ!」といった声がかかり、太鼓や吹奏楽、ダンスの応援スポットも設けられた。
フルマラソン(定員1万5千人)への応募は2万9213人(前年比3903人増)だった。昨年の能登半島地震を受け、被害が大きかった能登地域(9市町)の在住者を優先する「能登地域ランナー枠」では479人が参加。住んでいる市町名が入ったビブスをつけて走った。(杜宇萱)