◇米国男子◇ベイカレントクラシック Presented by レクサス◇横浜CC(神奈川)◇7315yd(パー71)「…
◇米国男子◇ベイカレントクラシック Presented by レクサス◇横浜CC(神奈川)◇7315yd(パー71)
「ベイカレントクラシック」で来日していたミンウ・リー(オーストラリア)の元には、多くのギャラリーが日々詰めかけていた。切れ味たっぷりのスイング、圧倒的なスピード感に魅了されるファンは多い。彼のバッグは契約するキャロウェイのクラブが大部分を占めるが、内わけは興味深いものばかり。詳しく紹介していきたい。
ドライバーはキャロウェイ「ELYTE◆◆◆ TD(ツアードロー)」。当初はトリプルダイヤを使っていたが、若干つかまりのいいモデルに替えた。「持ち球のフェードボールが強すぎてしまうことが多くて。それでロースピンかつドローバイアスのかかった『TD』にしたんだ。このヘッドはレスフェード(フェードを軽減)してくれるよ」と理由を解説してくれた。ロフトも8.5度から10.5度にして、つかまり具合をプラスした。
さらにロフト13.5度の「ELYTE MINI」を投入。シャフトはベンタスブルーの9Xを挿すなどとてもハード。その下の新作「APEX UW」(21度)にはベンタスレッドの9Xを挿す。「今はスイングをスモールチェンジしていて、スイングを変えたらクラブもアップデートしないとね。前のモデル(UW)はドローが強くて、この新作はドローを減らしてくれる。スイング自体もいまドローを減らす方向に取り組んでいるから、ちょうどいいのさ」。コースによって、ロフトの近い「X FORGED ユーティリティ」と使い分ける。
アイアンはコンボセット。4、5番に「X FORGED アイアン」、その下の6~10番には見慣れぬプロトタイプが入る。アダム・スコット(オーストラリア)のバッグにも入っていた、新作マッスルバックのようだ。「とにかく形が好き。簡単にフェードが打てるし、高い球も打てて、フェード、ドローが自由自在。アイアンでけっこう球を操るから、それにはマッスルバックが合うんだ」
よくよく見ると、スコットのマッスルバックとはモノが違う“超プロト”だ。仕上げがサテンっぽい上に、トレーリングエッジががっつり削られている。ネックには「APEX FORGED」の刻印のみ。スコットのネックには「APEX MB」と刻まれていて、おそらく今後登場する市販品と推測できる。
ウェッジも3本ともモデルが違う。50度はキャロウェイ「OPUS SP」、56度はボーケイ「SM9」、60度は「SM9 ウェッジワークス」だ。「アプローチは基本的にどんな状況でも60度で対応するよ」。アイアンのシャフトとウェッジのシャフトが同じモーダスでも、TOUR125(アイアン)とTOUR120(ウェッジ)と分けているのも興味深い。
もう一つ触れておきたいのがパター。リッキー・ファウラーやウィンダム・クラークが使って話題になった「JAILBIRD 380」にマイクロヒンジインサートが入ったモデル。さらに、ヘッドの内側にシャフトが差さる「Square 2 Square(スクエアトゥスクエア)」タイプのネック。こちらも超絶プロトタイプ、なかなかお目にかかることのできない1本だ。
<ミンウ・リーのクラブセッティング>
ドライバー:キャロウェイ ELYTE(エリート)◆◆◆ TDドライバー(10.5度)、キャロウェイ ELYTE MINI(エリート ミニ)ドライバー(13.5度)
シャフト:藤倉コンポジット VENTUS BLUE(1W=重さ60g台、硬さX/MINI=90g台、X)
ユーティリティ:キャロウェイ APEX UW<2025年>(21度)、キャロウェイ X FORGED ユーティリティ(21度)
シャフト:UW=藤倉コンポジット VENTUS RED(90g台、X)、UT=トゥルーテンパー プロジェクトX HZRDUS(105g、TX)
アイアン:キャロウェイ X FORGEDアイアン<2024年>(4、5番)、キャロウェイ APEX プロトタイプアイアン(6~10番)
シャフト:日本シャフト NSプロ モーダス3 TOUR125(X)
ウェッジ:キャロウェイ OPUS SP(50度)、タイトリスト ボーケイデザイン SM9(56度)、ボーケイデザイン SM9 ウェッジワークス(60度)
シャフト:日本シャフト NSプロ モーダス3 TOUR120(S)
パター:オデッセイ JAIL BIRD 380 プロトタイプ
※練習日のため15本