第78回秋季四国地区高校野球大会(四国地区高校野球連盟主催)は26日、松山市の坊っちゃんスタジアムで決勝があり、英明(…

 第78回秋季四国地区高校野球大会(四国地区高校野球連盟主催)は26日、松山市の坊っちゃんスタジアムで決勝があり、英明(香川2位)が阿南光(徳島1位)を7―2で破って3年ぶり3度目の優勝を決めた。英明は一度も連打を許さず、主導権を譲らなかった。

 英明は11月14日に東京で開幕する明治神宮野球大会に出場する。(水田道雄)

 【経過】英明は一回2死満塁から敵失で先制。三回は松原の適時二塁打で加点した。阿南光は四回に篠原の適時二塁打で、七回は小田の適時打で1点ずつ返した。だが英明は九回、3連打を含む4安打と打線がつながり、4得点で突き放した。

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 3―2で迎えた九回、試合が大きく動いた。

 8番榎本の左犠飛で1点を加え、なお2死一、三塁。英明の池田隼人主将(2年)はカウント1―1から、バットを振り抜く。左中間二塁打で2点をもたらし、チームをさらに優位にした。

 英明は7月の香川大会と秋の県大会でともに準優勝。悔しさを味わっただけでなく、「大事な試合で勝ちきる難しさを経験した」(池田主将)。リードしていても試合が終わる瞬間まで気を緩めない。その姿勢が、最終盤の攻撃に現れていた。

 ただ、課題も見つかった。ミスは勝敗を左右するから、練習から選手間で細かな点まで指摘し合い、減らそうとしてきた。それが今大会は4試合で計5失策。まだまだ、改善の余地がある。

 準々決勝で愛媛・松山聖陵、準決勝で高知・明徳義塾、決勝は徳島・阿南光と3県の1位を破った。四国を代表し、11月の明治神宮野球大会に挑む。「新チームが始まってから明治神宮出場を目標にやってきた。達成できてよかった」。池田主将は笑顔で言った。(斉藤夏音)