◇アジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権 最終日(26日)◇エミレーツGC マジュリスコース(UAE)◇7289yd…

◇アジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権 最終日(26日)◇エミレーツGC マジュリスコース(UAE)◇7289yd(パー72)

16歳の長崎大星(勇志国際高)がプレーオフで20歳のフィファ・ラオパクディー(タイ)に敗れた。優勝者に付与される来年度のメジャー「マスターズ」と「全英オープン」の出場権を逃し、2009年の石川遼(17歳6カ月)を上回る日本人最年少でのマスターズ出場はならなかった。

後続を5打リードして単独首位から出た最終日は4バーディ、6ボギーの「74」と初めてオーバーパーをたたいた。17番のバーディで再び1打リードして迎えた最終18番(パー5)、先にラオパクディーがバーディを決めて通算15アンダーとすると、決めれば優勝となる1.5mほどのバーディパットがカップ左を抜けて天を仰いだ。

単独首位から出た長崎大星はプレーオフで惜敗した(大会提供)

プレーオフ1ホール目の18番、2ホール目の17番はともにバーディ。18番に戻った3ホール目、距離を残した長崎の2打目は大きく左へ。ラフからの3打目をミスして寄せきれず、パーにとどまった。セミラフからのセカンドが手前の池をギリギリで越えたラオパクディーがアプローチを寄せてバーディを奪い、勝負を決めた。

グリーンサイドのインタビューでは涙をこらえきれず、「3日目が良かっただけに悔しいです。きょうは序盤から苦しい展開が続いて、本当に悔しいです」と振り返った。

中野麟太朗は2年連続の3位(大会提供)

3度目の挑戦だった中野麟太朗(早大)は5打差2位から4バーディ、3ボギーの「71」と伸ばしきれず13アンダー。静岡県の太平洋クラブ御殿場コースで開催された前年に続く3位で大会を終えた。

2009年にスタートした大会は過去に日本勢として松山英樹(2010、11年)、金谷拓実(18年)、中島啓太(21年)が優勝を飾ってきた。4年連続の大会出場だったラオパクディーはタイ勢初制覇となった。

<日本勢の成績>
2/-15/長崎大星
3/-13/中野麟太朗
14T/-6/片野貫一朗
19T/-3/小林翔音
21T/-2/小林匠
38T/+5/隅内雅人
42T/+7/松山茉生

4度目の出場で優勝を果たしたフィファ・ラオパクディー(大会提供)