(26日、第145回秋季中国地区高校野球大会準々決勝 関西0―5崇徳) 崇徳の1年生主砲は、常に手を抜かない。 三回の第…
(26日、第145回秋季中国地区高校野球大会準々決勝 関西0―5崇徳)
崇徳の1年生主砲は、常に手を抜かない。
三回の第2打席。国川航希(かずき)選手は中前安打で出塁すると、次打者の初球にスタートを切った。二盗を決めると、関西(岡山)の送球ミスが重なり、一気に生還。2点目をあげた。試合前、藤本誠監督から「ノーサインで盗塁していい」と指示があり、狙っていた。「体が大きい自分が走れば、相手は慌てる」との読み通りだった。
七回は無死一、二塁の好機で打席に。捕逸で二、三塁となった後の5球目、浮いたチェンジアップを逃さなかった。打球は左翼フェンスを越え、だめ押しの3点本塁打となった。
その直後。この回の攻撃が終わると、一番に守備位置の一塁へ全力疾走した。「打った瞬間は気持ちよかったが、うちは守備でリズムを作るチーム。打った自分が一番に行けばみんなも続くだろうと」
完封勝利での準決勝進出。身長181センチ、体重93キロと、チーム一の体格の1年生は「次も一戦必勝で頑張りたい」と気を引き締めた。(相川智)