26日、秋季近畿大会第3試合は神戸国際大付が3対0で橿原学院に勝利し、5年ぶりのセンバツ出場が大きく前進した。この日のヒ…

26日、秋季近畿大会第3試合は神戸国際大付が3対0で橿原学院に勝利し、5年ぶりのセンバツ出場が大きく前進した。

この日のヒーローは背番号11の左腕・宮田 斗亜投手(2年)だった。直球、変化球を器用に投げ分け、前回の試合で2本塁打を放ち、勢いに乗る橿原学院打線を7回までパーフェクトに抑え、8回に四球を与えて、完全試合は途切れたが、9回表、空振り三振、四球、空振り三振、ニゴロに抑え、ノーヒットノーランを達成した。試合終盤から強い雨が降る中でも最後まで集中力が途切れない素晴らしい投球だった。

 宮田は110球を投げ、11奪三振、2四球という完璧な投球だった。強力打線に加え、宮田と背番号1の秋田依吹投手(2年)と投手陣の層も厚い神戸国際大付。準決勝では優勝候補・大阪桐蔭と対戦する。