◇米国女子◇ハンファ・ライフプラス インターナショナルクラウン 最終日(26日)◇ニュー・コリアCC (韓国)◇654…

西郷真央(中央)と山下美夢有(右)のペアはマッチを制した(Yuichi Masuda/Getty Images)

◇米国女子◇ハンファ・ライフプラス インターナショナルクラウン 最終日(26日)◇ニュー・コリアCC (韓国)◇6542yd(パー72)

午前の準決勝で米国に敗れた日本は3位決定戦に回り、予選ラウンド初日に1分け1敗だった世界選抜と再戦して敗れた。

シングルス2マッチと、フォアサム形式(ペアが1つのボールを交互に打つ)のダブルス1マッチのフォーマットは準決勝と同じで、日本は準決勝から組み合わせを変更して臨んだ。古江彩佳竹田麗央がシングルスを戦い、西郷真央山下美夢有がペアを組んでダブルスをプレーした。

最初にチャーリー・ハル(イングランド)と対戦した古江は5&3(3ホールを残して5ダウン)で敗れた。出だし5ホールで3ダウンを喫する苦しい展開。17番(パー5)は3打目が大きくショートし、2打でグリーン近くまで運んでいた相手にリードを広げられた。チャンスにつけていた18番も先に長い距離を決められて5ダウン。後半2番(パー3)のバーディで初めてホールを奪ったが、劣勢を跳ね返せなかった。

続く竹田もリディア・コー(ニュージーランド)に3&2で敗戦。最初の10番で先行された直後、2パットパーとした11番でタイに戻したが、コーがバーディを決めた13番でリードを許した。相手が先にバーディとした14番もチャンスを決められず、グリーン上で苦しんだ。

前日フォアボール形式(各選手がそれぞれのボールをプレーして1ホール毎に良いスコアを採用)のダブルス戦で韓国ペアに勝利し、準決勝進出の立役者となった西郷と山下のコンビはブルック・ヘンダーソン(カナダ)&ウェイリン・スー(台湾)を4&3で破った。出だし2連続でホールを奪い、安定したショットで終始マッチを優勢に進めたが、前の2組で勝利した世界選抜チームの3位が決まった。

【速報】日本は米国との準決勝に敗れる 世界選抜との3位決定戦へ

イエリミ・ノとのマッチプレーに敗れた(Yoshimasa Nakano/Getty Images)

◇米国女子◇ハンファ・ライフプラス インターナショナルクラウン 最終日(26日)◇ニュー・コリアCC (韓国)◇6542yd(パー72)

日本が準決勝で米国に敗れた。シングルス2マッチと、フォアサム形式(ペアが1つのボールを交互に打つ)のダブルスマッチ1戦で計1勝2敗。延長戦の末にオーストラリアに負けた世界選抜との3位決定戦に臨む。

第1組の竹田麗央エンジェル・インと対戦し、2&1(1ホール残して2アップ)で敗れた。出だし1番をパーで1アップとしながら逆転された。2ダウンで迎えた13番では10mのバーディパットを沈めて一矢報いたが及ばなかった。

山下美夢有イエリミ・ノに4&2で敗戦。4番(パー5)のバーディで1アップとした後、息を吹き返したノに9番で逆転を許して1ダウン。ペースを握られたままドーミーホールの16番で5mのバーディパットを沈められ、今大会初黒星が付いた。

古江彩佳と西郷真央がペアを組んでフォアサム(Yoshimasa Nakano/Getty Images)

初日、2日目にフォアボール形式(各選手がそれぞれのボールをプレーして1ホール毎に良いスコアを採用)で連敗した古江彩佳西郷真央は1アップでリリア・ヴローレン・コフリンを下した。西郷が3番で第2打をピンそば30㎝につけるバーディでアップが先行し、その後もリードを守った。前の2組が白星を挙げ、決勝進出を決めた米国が16番終了後に同マッチ負けで終えた。

準決勝

<日本×米国>
竹田麗央 2&1 〇エンジェル・イン
山下美夢有 4&2 〇イエリミ・ノ
古江彩佳西郷真央 1アップ(16H) ●リリア・ヴローレン・コフリン

<世界選抜×オーストラリア>
チャーリー・ハル 2&1 ●ハンナ・グリーン
ブルック・ヘンダーソン 1UP 〇ミンジー・リー
ウェイリン・スーリディア・コー AS ステファニー・キリアコウグレース・キム
※延長戦
●スー&コー (2H) 〇キリアコウ&キム

エンジェル・インとのマッチプレーに臨んだ( Yoshimasa Nakano/Getty Images)