齋藤は守護神を務める時期もあるなど、チームに貢献した(C)産経新聞社 CSファイナルSでソフトバンクに敗れながら、今季も…

齋藤は守護神を務める時期もあるなど、チームに貢献した(C)産経新聞社
CSファイナルSでソフトバンクに敗れながら、今季もシーズン2位と熱い戦いを見せた日本ハムでは終盤を守る投手陣にも注目が高まった。
救援陣では1度も抹消されることなく1軍完走したのが田中正義、齋藤友貴哉の2人。
昨年に引き続き、今年もクローザースタートとなった田中だったが、一時、調子が上がらず配置転換でビハインド展開や、セットアッパーとして、勝負勘を磨いていった。
それでも、数々の試練を乗り越えながらチームトップの49試合に登板。防御率は1.32でセーブ数もチームトップの13をマークし、クローザーとしての意地を示した。
そして田中と共に、昨オフ新庄剛志監督から”ダブルクローザー”に任命されたのが齋藤だ。
22年オフに阪神からトレード加入して3年目。すっかりチームになじんだ剛腕はシーズン序盤から中盤まではセットアッパーとしての役割が多かったが、途中クローザーを任された柳川大晟の離脱などもあり、終盤はセーブシチュエーションでマウンドに上がることが増えた。
結果、田中に次ぐチーム2位の47試合に登板し、14ホールド、3セーブ、防御率は圧巻の1.35。WHIP(1イニングあたりに許した走者数)も0.96と救援投手として高い指標を示した。
また齋藤の武器といえば、今季も最速161キロを計測した力のあるストレートに加え、160キロに迫るツーシーム、150キロ前後のスプリットなど、1メートル84センチ、92キロと恵まれた体格からなるメジャー級の投球術は「分かっていても打てない」と他球団からも羨望のまなざしを向けられている。
阪神時代は制球力が課題とされたが、日本ハムに移籍後は努力を重ね、ここまでたどり着いた。
試合を締める救援陣の踏ん張りがチームにとっても大事なピースとなる。来季も背番号48の力投がチームを支えていきそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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