第78回秋季関東地区高校野球大会(関東地区高校野球連盟主催)は25日、準決勝があった。花咲徳栄(埼玉1位)は佐野日大(…
第78回秋季関東地区高校野球大会(関東地区高校野球連盟主催)は25日、準決勝があった。花咲徳栄(埼玉1位)は佐野日大(栃木1位)に7―4で勝ち、13年ぶりの決勝へと進んだ。26日の決勝では山梨学院(山梨1位)と対戦する。
【経過】終盤までもつれたが、相手の倍近い13安打の花咲徳栄が最後は打撃力で上回った。三回、笹崎の適時打で2点を先制。八回に追いつかれたが、直後の九回に再び笹崎の適時打で勝ち越し、佐伯の2点本塁打で試合を決めた。エース黒川は4失点するも、完投した。
■九回2死、フルカウントからの勝ち越し打
直前の八回に同点とされ、流れは相手にある。九回、2死二塁。フルカウント。花咲徳栄の笹崎昌久(2年)は、7球目を振り抜いた。
自分たちのエース黒川は、関東大会3試合目のこの日も一人で投げ、疲労がみえていた。
「ここで自分が少しでも楽にしてあげたい」
そんな気持ちがのった打球は、センターの頭を越える適時三塁打。勝ち越し点を奪った。ベンチに拳を突き上げた。
六回から継投した相手左腕は、アウトコースに直球と変化球を投げ分け、七回まで無安打に抑え込まれていた。
笹崎も1巡目の八回の打席では、タイミングを外され、一塁ゴロ。2巡目の九回は、追い込まれても体を開かずに粘り、甘いコースの球を狙い通りに打ち返した。
「1、2番打者がよく出塁する。とにかく自分は打ってかえす」。3番打者の役割を決勝でも果たす。(折井茉瑚)