第78回秋季関東地区高校野球大会(関東地区高校野球連盟主催)は25日、甲府市の山日YBS球場で準決勝があり、千葉県代表…
第78回秋季関東地区高校野球大会(関東地区高校野球連盟主催)は25日、甲府市の山日YBS球場で準決勝があり、千葉県代表の専大松戸(千葉1位)は山梨学院(山梨1位)に4―11で8回コールド負けを喫し、決勝進出はならなかった。(武田百花)
■笑顔絶やさぬ司令塔 専大松戸の吉岡伸太朗(2年)
いつも笑顔のムードメーカーが表情を曇らせた。4点を追う七回裏2死一、二塁。専大松戸の4番打者、吉岡伸太朗(2年)に打席が回ってきた。快音とともに伸びた打球。右翼手のグラブに収まるのを見届けると、唇をかんで悔しさをにじませた。
今秋、「本職」に戻った。中学時代は捕手だったが、高校入学後に三塁手に転向。今夏に監督から打診され、捕手に戻る準備を進めてきたという。
大切にしているのは「笑顔」だ。打ってはひときわ大きな声でベンチに向かって笑顔で声を上げる。守ってはバッテリーを組む投手に常に声をかけ、決して笑顔を絶やさない。「捕手はチームの司令塔。(自分に)向いていると思う」
決勝進出をかけたこの日、中盤ごろまでは互角の戦いだったが、コールド負けに終わった。試合後、四死球の多さなどを捕手としての課題に挙げた一方、「打率ではなく、打点を意識できた」。チームが目指す「つなぐ野球」への収穫も口にした。(武田百花)