◇欧州男子◇ジェネシス選手権 3日目日(25日)◇ウージョンヒルズCC (韓国)◇7367yd(パー71)トップと5打…
◇欧州男子◇ジェネシス選手権 3日目日(25日)◇ウージョンヒルズCC (韓国)◇7367yd(パー71)
トップと5打差の44位から3日目をスタートした松山英樹がフィールドベストに並ぶ「67」をマークし、その差を3打に詰める通算5アンダー7位に浮上して最終日を迎える。
昨日と同様にショットの復調傾向は続き、1番で1m、2番は2m強とショットでチャンスを手繰りよせ、出だしからスコアボードにバーディを重ねた。3番は右サイドの池ギリギリのピンを狙い、わずかに右にこぼれて池に落としてボギーとしたが、これも攻めた結果だ。8番(パー5)ではティショット、2打目ともに狙い通りのボールを打ち、2オンに成功。1パット目を寄せて、難なくバーディを奪った。前半を2アンダーで折り返し、上位との差をじわじわと縮めていく。
後半12番で3パットのボギーを喫するが、前日にロングパットを決めた相性の良い14番、さらに17m強のロングパットを決めた15番で連続バーディを奪った。そして迎えた18番(パー5)。ティショットを左に曲げたが、ボールは木に当たってフェアウェイ方向に。5番ウッドでグリーンそばまで運び、2mに寄せたバーディパットをねじこんだ。
ショートサイドの難しいピン位置が多い中でも果敢にピンを攻めて会場を沸かせ、この日6バーディ、2ボギー。それでもクラブハウスに上がってきた松山は浮かない顔で、「まあ良かったなとも思いますし、そうでもないなっていうのもある」と振り返った。ショットは復調しているように見えたが、「昨日より良くないです」とキッパリ。まだ課題のほうが多いようで、納得のいく球は打てていない。主戦場であるPGAツアー(米国ツアー)の2026年シーズンを見据えているだけに、求める要求は高いのだろう。
グリーン上でも試行錯誤は続き、この日はスコッティキャメロンのエースパターに戻した。「いいパットもありましたけど、まだまだ。でも今日は長いのが入ってちょっと楽になりました」とショットと同様に、収穫と課題が同居しているようだ。
ただし、優勝に手の届く位置で最終日を迎えられることには満足している。「上位にいるのでそれは良かったなと思います。戦える範囲内にはいるのかなって思います」と及第点をつけた。
「(最終日も)いいプレーができるようにしたい。全てがつながれば、チャンスになるかなと思っています」と言い残して、試合後はすぐさま練習場へ向かった。トップ10圏内で最終日を迎えるのは、ことし5月の米ツアー「トゥルーイスト選手権」(3日目を終えて5位)以来。ショットもパットも復調の兆しがあるだけに、久々のタイトルで自信を取り戻したい。(韓国・忠清南道/服部謙二郎)