(25日、第145回秋季中国地区高校野球大会1回戦 広島商5―4米子松蔭) エースの熱投が土壇場の大逆転を生み出した。四…
(25日、第145回秋季中国地区高校野球大会1回戦 広島商5―4米子松蔭)
エースの熱投が土壇場の大逆転を生み出した。四回途中から登板した広島商の片岡虎士投手(2年)。5回3分の2を投げ、それまで毎回安打の米子松蔭(鳥取)を被安打わずか1、無失点に抑えた。
山場は雨脚が強まった八回裏。「ボールが本当につるつるした」と四死球で走者をためたが、「ワンバウンドを投げるイメージで」と腕を振り、最後は左飛で切り抜けた。
直後に、味方が3連打などで3点を奪って逆転。九回1死三塁のピンチでは、オール直球勝負を選択した。「相手が合っていなかったので自信を持って投げ込んだ」。変化球が得意だが、新チームでエースとなり磨き続けてきたのが直球だった。三振と遊飛に打ち取り、試合を締めた。
「明日も試合があるので、やるべきことをやれるようにしたい」。昨秋の中国大会優勝校のエースは、一喜一憂せずに次を見据えた。(相川智)