大谷への“敬意”を送ったシャーザー。その言葉に込めた想いとは?(C)Getty Images 現地時間10月24日、メジ…

大谷への“敬意”を送ったシャーザー。その言葉に込めた想いとは?(C)Getty Images
現地時間10月24日、メジャーリーグはワールドシリーズが開幕。トロントで行われた第1戦は、敵地に乗り込んだドジャースが4-11でブルージェイズに大敗。初戦から大味な展開となった。
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今季の“覇者”を決める頂上決戦が熱狂の中で始まった。互いに多くのタレントを揃える両軍にあって、ひときわ注目を集めるのが、大谷翔平(ドジャース)だ。
二刀流を再始動させたレギュラーシーズンに史上初の「50-50(50本塁打&50奪三振)」をやってのけた偉才は、ポストシーズンでも存在感を放っている。地区シリーズ終了時点までは打率.158と精彩を欠いたが徐々に復調。現地時間10月17日に行われたブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦では、これまた史上初の「1試合3本塁打&10奪三振」を達成した。
前人未到の快挙を成し遂げ続ける大谷。球界全体でも娯楽が尽きない男には、対峙するブルージェイズの選手たちからも畏敬の念が送られた。
「信じがたい存在だ」
誰もが口々に大谷へのリスペクトを示した。そうした中で試合前に行われたMLBの公式ネット局『MLB Network』などのインタビューで「投打二刀流」の価値を説いたのは、メジャーキャリア17年目の大投手マックス・シャーザーだ。
数多の強打者たちと対戦し、通算221勝、3489奪三振を記録。メジャーの酸いも甘いも知る。だからこそ41歳の右腕は「ショウヘイがやっていることを目の当たりにできるのは素晴らしい。本当に素晴らしいと思うよ」と絶賛。そして、「リトルリーガーたちが彼を見て、彼のようになりたいと夢を抱き、自分もやってみたいと思ってくれたら最高だ」と論じた。
「最近、俺がよく耳にするのは、9歳や10歳ぐらいの子どもが『投手専任』の選手になろうとしているという話ばかりなんだ。そういうのは本当にイライラするんだよ。だって、それは違うだろって。『野球選手』になるべきなんだ。とにかくプレーをして、打って、投げて、何でもやるべきなんだ。いろんなスポーツをやってもいい」
国内の野球育成事情にも切り込んだシャーザー。指導者の在り方に疑問を抱くリビングレジェンドは、日本からやってきたメガスターに“願い”も寄せている。
「願わくば、俺はショウヘイが若い世代の手本となって、色々な選択肢を示してほしいんだ。9歳や10歳の子どもたちに『投手専任じゃなくて、打者にもなれ』って感じ。『さぁ、君も複数ポジションもやれるぞ! 色んなスポーツもやれるぞ』ってね。そういうことに説得力を持たせられるから、彼は野球界にとって素晴らしい存在なんだと思う。そういう素晴らしさを子どもたちが彼から感じ取ってくれたら最高だ」
野球の本場で生き抜いてきた百戦錬磨の投手から直接対決を前に送られた異例とも言える“敬意”。やはり大谷が背負う責任はとてつもなく壮大だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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