漆原は今季11登板、防御率0.00のまま戦力外となった(C)産経新聞社 阪神は10月21日、漆原大晟に戦力外を通告したと…

漆原は今季11登板、防御率0.00のまま戦力外となった(C)産経新聞社

 阪神は10月21日、漆原大晟に戦力外を通告したと発表した。

 漆原は2018年の育成ドラフト1位でオリックスに入団。その後、20年に支配下登録され、同年は22試合に登板した。

【戦力外通告】阪神漆原大晟が戦力外通告!”現役ドラフトからの加入でまさかの戦力外”他球団の獲得の可能性はあるのか?高木の見解を語る!

 2023年は16試合の登板で0勝0敗1ホールド、防御率3.00をマーク。23年オフの第2回現役ドラフトで阪神に移籍した。

 移籍1年目の昨季は自己最多の38登板、1勝4敗、5ホールド、防御率3.89をマーク。苦しかったブルペンを支えた。

 今季も1軍11試合に登板し、防御率0.00、2ホールドをマーク。無失点を続けていたが、6月以降は登板機会に恵まれなかった。

 また阪神救援陣といえば、守護神の岩崎優、右の石井大智、左の及川雅貴など鉄壁のブルペンが話題を集めた。ファームにも1軍舞台で活躍を待つ石黒佑弥、木下里都など層の厚さは球界屈指ともいわれる。

 とはいえ、1軍で防御率0.00の投手をリリースしたことでファンから多くの反響が生まれ、球団の姿勢、また漆原の今後に関しても注目が高まっている。

 現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチを務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏は10月24日に自身のYouTubeチャンネルに「【戦力外通告】阪神漆原大晟が戦力外通告!"現役ドラフトからの加入でまさかの戦力外"他球団の獲得の可能性はあるのか?高木の見解を語る!」と題した動画を更新。今季無失点で戦力外となった漆原の今後について独自の考察を加えている。

 高木氏は漆原が阪神から放出されたことに関して「こうなってくると好みの問題があるよね」「単純に考えたら力はある」と今季無失点と結果を出しながら、球団構想に合わなかった要因には阪神投手陣のレベルの高さも指摘。
 
 「(阪神は)レベルが高い ファームの中でもレベルが高い選手が出てきている」と切磋琢磨の競争の中で振り落とされながらも「(漆原は)11登板やって防御率0.00 ほかの球団だったら使えるだろ」とまだまだ働けると見る。

 その上で「レベルが高いところだと、クビ切られたら力がないとか思われるけども」、昨季も阪神を戦力外となりながら、今季は楽天で54登板とブルペンを支えた加治屋蓮のような例もあるとしながら「使い方 使い場所次第」という見方を示した。

 その上でフィットする球団についても言及。

 「ヤクルトとか投手に苦しんでいるところとか面白いと思うけど」と今季はリーグワーストのチーム防御率3.59と投手陣のパフォーマンスも影響し、リーグ最下位に沈んだチームや「広島方面、博多方面とかがいいのかもわからない」など、力を持っている投手だけに引く手あまたになる可能性もあるとした。

 「まだ投げれるよね」と漆原の背中を押した高木氏。本人も現役続行の意思を見せている中、今後の去就も注目となりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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