◇アジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権 2日目(24日)◇エミレーツGC マジュリスコース(UAE)◇7289yd…
◇アジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権 2日目(24日)◇エミレーツGC マジュリスコース(UAE)◇7289yd(パー72)
優勝者に来年の「マスターズ」「全英オープン」出場権が付与されるアジア太平洋地域のアマチュアナンバーワン決定戦で、中野麟太朗(早大)が首位タイで折り返した。3度目の出場の中野は4位から出て、13番で2日連続のイーグルを決め、6バーディ、2ボギーのフィールドベストタイ「66」をマーク、通算11アンダーとした。
昨年大会3位の中野はこの日も予定されたキャディがおらず、現地の日本人に急遽お願いしてバッグを委ねる一幕も。風で難しさが増すコースで「前半はあまりうまくいかなかったけど、また13番でイーグルがとれて自信を取り戻せました」と振り返る。残り2日の優勝争いへ。「パットができすぎかなとも思うけど、すごくいい感じの2日間。疲れが出てくると思うけど、自分にとっては最後のアジアアマなので真剣に楽しく一打一打を打っていければ」と話した。
6月の国別対抗戦「トヨタジュニア」個人・団体戦覇者の16歳の長崎大星(勇志国際高)は2日連続の「67」で回り、10アンダーの4位をキープ。この日はボギーなしのラウンドだった。「暑さがすごい」と言いながら「しっかり耐えるところは耐えて、とれるところで取れました。まだ調子がいいところまで持っていけてないのでいい調整をして優勝目指して頑張りたいです」と話した。
国別最多の7人が出場する日本勢は全員が予選通過。ニュージーランド留学中の片野貫一朗(光英VERITAS高)は20位から出て、ボギーなしの「68」で4アンダー10位に浮上した。小林匠(大阪学院大)、小林翔音(日大)がイーブンパー23位、3回目の出場の隅内雅人(日大)は3オーバー42位、欠場の本大志(米アリゾナ大)に替わり出場する松山茉生(福井工大福井高)は5オーバー54位。
<日本勢の成績>
1T/-11/中野麟太朗
4/-10/長崎大星
10T/-4/片野貫一朗
23T/0/小林翔音、小林匠
42T/+3/隅内雅人
54T/+5/松山茉生